「チコちゃんに叱られる!」(NHK)が話題になっている、
素朴な疑問を5歳児のチコちゃんが出題、答えられない大人の回答者に、
「ボーッと生きてんじゃねえよ!」
皆さんも楽しく見ているでしょうが、
「チコちゃん」とは“好奇心旺盛で物知りな5歳児”という設定で、
2・5等身の女の子のCGキャラなのです。
画像:https://ameblo.jp/pickles0102/entry-12376997392.ht…
人気の理由は
●チコちゃんがかわいい。
●扱われる題材がユニーク。
●「ボーッと生きてんじゃねえよ!」と叫べる爽快感。
●誰もが5歳児の自由な発想に戻って柔軟に考える楽しさ
●NHKらしくない。
「NHKらしくない」制作統括・水高満さんがNHKという先入観を逆手にとったのです。
水高満さんとは?
フジテレビのバラエティー黄金期を支え、現在共同テレビにいらっしゃる方なのです。
1968年生まれで年齢は50歳
(2018年現在)
1991年入局しディレクターとして
『夢の美術館~20世紀アート100選』
『私が噂のダリである~サルバドール・ダリ 天才の秘密』
(2006年国際エミー賞ノミネート)など。
プロデューサーとして『英語でしゃべらナイト』『爆問学問(爆笑問題のニッポンの教養)』『仕事ハッケン伝』『探検バクモン』『ニッポン戦後サブカルチャー史』ほか。
志村けん主演のドラマスタイルのコメディ『となりのシムラ』も担当。
現在は、『ネーミング・バラエティー 日本人のおなまえっ!』『チコちゃんに叱られる!』を担当されている。
チコちゃんの中の人はだれ?
着ぐるみに入っている方はお名前などは残念ながら番組では公表されていません。
ふなっしーと同じようにこのようなお仕事をされている方は守秘義務があるのです。
着ぐるみを被って演技をする方のことを
「スーツアクター」と呼ぶ、
また女性であれば「スーツアクトレス」と呼ばれております。
モデルさんでも手だけとか、足だけのモデルと同じで顔は出さないのです。
岡村 隆史さんの身長が156cmですから
160cm位はありますね。
●チコちゃんを小さく見せるために回答者は高い台に立っていているのがわかりますよ。
チコちゃんの仕掛けは?
ネット上ではチコちゃんの仕掛けはどうなっているかが話題になっている、
こちらも秘密の部分はあるそうで、
スタジオには着ぐるみを着た方がおり、
それに合わせてリアルタイムで木村祐一さんがしゃべり、
ボイスチェンジャーで変えたチコちゃんの声が、
そのままスタジオのゲストにも聞こえるようになっている。
チコちゃんの顔(表情)は、収録後にCGで組み替え、というか
メイクをしているそうです。
あまりに声と身振り手振りが合っているから、木村さんが中に
入っている説もありますが?
CGの出来は極めて高度ながら、別の場所から声を同時に当てている。
1問につき1ディレクターのチームでおこなわれ回答VTRの演出スタイルは
ディレクターの作家性をだしている。
プロデューサー陣は40~50代だそうです。
2017年に放送された3回の特別番組では、中野氏をはじめとするNHKアートのスタッフがCG制作を担当し、
徐々にデータやツールを拡充していった。
「第3回からは3種類目の頭部モデルが追加され、さらにバリエーション豊かな表情を付けられるようになりました」(中野氏)。
なおチコちゃんの頭部モデルは、着ぐるみの頭部を3Dスキャンしたデータを基につくられている。
「3Dスキャンを活用したことで、着ぐるみからCGへ無理なく置き換えられたのに加え、トラッキングの精度も上がりました」(林氏)。
レギュラー放送開始後のCGは3班体制でつくられており、
1班の人数は約7人、1回あたりの制作期間は3週間ほど、カット数は平均200カット、尺は平均18分となっている。
カット数と尺は、45分番組の中からチコちゃんが登場する部分のみを抜き出した場合の数値だ。
「3班中2班はNHKアートのスタッフ、残る1班は外部の協力会社のスタッフで構成されています。
これまでの放送分は、前半をヴォクセルさん、後半をCONTORNOさんにお願いしています」(林氏)。
『チコちゃん~』の主題曲は?
70年代の名作子ども番組『カリキュラマシーン』(日本テレビ)の主題曲です。
チコちゃんに叱られる!
NHK総合 毎週金曜 午後7時57分
(一部地域を除く)
再放送 毎週土曜 午前8時15分
MC 岡村隆史(ナインティナイン)、チコ、塚原愛
最後に
チコちゃんに叱られる!の舞台裏は大変な作業です、
テレビ業界もCG技術はすごいのを感じました。
これからもどんな雑学が出るか楽しみですね。