高橋藤一(たかはし・とういち)さんは
齋彌酒造店(さいや・しゅぞうてん)
杜氏(とうじ)の 取締役製造部長です。
昔ながらのつくり方を曲げない伝説の杜氏と言われている。
これまで全国新酒鑑評会で金賞19回。
酒造りの常識「櫂入れ(かいいれ)」を廃止するなど、革命児として名を
轟かせてきた高橋さん。
※「櫂入れ(かいいれ)」とは?
酒母や醪などの物料(水と麹と蒸米をいう)を櫂棒を使ってかきまぜる操作をいう。
齋彌酒造店の「雪の茅舎(ぼうしゃ)」が人気なのですが、
高橋藤一さんはじめ正社員9人、そして夏は実家で米作りをしています。
冬場は齋彌酒造店で酒づくりに従事する農家(専業農家の長男が多い)を含めた
計21人の酒蔵なのです。
そんな高橋藤一さんの経歴や郷ひろみさんのお酒もある?
雪の茅舎シリーズの購入方法など調べて見ました。
画像:https://sake.biccamera.com/bs/item/3486578/
高橋藤一(たかはし・とういち)さんの経歴
役職:齋彌酒造店 杜氏 取締役製造部長
誕生:1945年生まれ
年齢:73歳(2019年3月現在)
出身地:横手市(旧山内村)
現住所:由利本荘市在住
高橋藤一さんは19歳で北仙酒造(旧角館町)に入って以来、酒造りに携わる。
その後は吉井酒造(弘前市)に勤めていた。
30歳で杜氏資格を取得。
吉井酒造から京野酒造(旧六郷町)を経て、1984年から齋彌酒造店(由利本荘市)の杜氏として酒造りに努める。
2001年オーガニック工場の認定を受け、翌年、日本初のオーガニック日本酒を醸造。
全国新酒鑑会、秋田県清酒品評会、東北清酒鑑評会などで受賞多数。
2005年全国新酒鑑評会で金賞受賞(7年連続)。
現在は齋彌酒造店取締役製造部長。
伝説の杜氏と言われている。
株式会社 齋彌酒造店はどこ?
代表銘柄:「雪の茅舎」「由利正宗」「美酒の設計」
11棟もの建物が連なる、入り口から蔵の奥にいくにしたがって段々と高くなっていく
「のぼり蔵」とよばれ、蔵のなかが坂になっているのです。
創業当時のままの住宅・店舗・蔵などはモダンな洋風デザインを多く取り入れている。
創業:明治35年(1902年)
住所:秋田県由利本荘市石脇字石脇53
TEL:0184-22-0536 FAX:0184-24-4558
HP:http://www.yukinobousha.jp/
蔵見学: 要予約(1週間前までに電話で確認)
アクセス
JR羽越線本荘駅より 車9分
齋彌酒造店に「郷ひろみさんの酒」がある?
齋彌酒造店に歌手の「郷ひろみさんの酒」があるのです。
郷ひろみさんの本名原武ひろみから取った日本酒「原武」を作っている、
それは郷ひろみがお父さんにプレゼントするために,
おいしい日本酒を求めてたどり着いた造り酒屋が齋彌酒造店なのです。
その商品は
大吟醸 「原武(はらたけ)」
齋彌酒造店 原武
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齋彌酒造店の「雪の茅舎(ぼうしゃ)」購入は?
「雪の茅舎(ぼうしゃ)」と聞けば、綺麗で雑味のない味わい。
国内外問わず万人に勧めることができるお酒というイメージ。
香りは程よく華やかで、仕込み水由来の柔らかなテスクチャのなかにギュっと米の旨味が詰まっており、
食事からデザートまで何でも合わせてしまうお酒なのです。
HP:http://www.yukinobousha.jp/
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最後に
高橋藤一さんは酵母の培養だけはほかの誰も触らせない杜氏だけの仕事。
自社酵母だけ11種類使い分ける。
その全てを将来のことも考え、マイナス
85度で100年分ずつ凍結保存しているそうです。