福田由香里(ふくだ・ゆかり)さんは
海上保安庁最大のヘリの初女性機長です。
2018年12月に海上保安庁が所有する中で最大のヘリコプター、
スーパーピューマ225の機長に初めて女性が就任したのです。
画像:https://www.aviationwire.jp/archives/146570
スーパーピューマ225とは?
・全長:19.50メートル
・全高:4.97メートル
・自重:6,581kg
海上保安庁が所有する中で最大のヘリコプター、
小さいヘリより大きいヘリの方が慣性が大きくなる分、操縦は難しい。
福田由香里さんは大きなヘリを、両手両足をミリ単位で動かし自在に操る、
またヘリコプターの操縦は一人では決してできないそうで、
同乗している飛行クルーと連携しながらヘリをコントロールしているのです。
操縦で最も難しいのが一点に止まる
「ホバリング」だそうで、
エンジンは出力最大、空中に止まっているため風の影響を受けやすく、
ヘリコプターが最も不安定になってしまう命がけの仕事です。
福田由香里さんの所属する第三管区海上保安本部羽田航空基地の守備範囲は、
東は茨城県、西は静岡県、南は小笠原諸島まで広範囲で、
海難救助の要請があれば、特殊救難隊「海猿」をヘリに乗せ、
飛行クルーと共に現場へ急行し、救難活動を行うのです。
そんな福田由香里さんの経歴や年齢に
女性の海上保安官の現状など調べて見ました。
福田由香里(ふくだ・ゆかり)さんの経歴
職業:第三管区海上保安本部羽田航空基地 ヘリコプターパイロット
誕生日:1982年9月17日生まれ
年齢:37歳(2019年度)
出身地:石川県金沢市
過去勤務地:仙台・鹿児島・新潟
福田由香里さんは、23歳の頃からパイロットとして海上保安庁に勤務しております、
現在の勤務地は2018年4月より第三管区保安本部、羽田航空基地に勤務しています。
2018年の12月に海上保安庁の中でも最も大きなヘリコプター「スーパーピューマ225」の機長に就任しています。
女性機長としては初である。
海上保安庁のパイロットになった理由は、「一度の人生なので、関心があったパイロットにチャレンジしようと思った」と話してます。
海上保安官の仕事は結婚後も続けられる?
なんと現在900名以上の女性海上保安官が全国で活躍しているのです。
男女の区別なく多くの職種や現場で女性が活躍している、
女性の海上保安官は産前・産後休暇、育児休暇を経て復職した女性海上保安官が
何人もいる。
中には3人の子どもを育てながら働いている海上保安官もいるため、
子育てしながら働ける職場環境は整っているのです。
共働きではどんな会社でもそうですが、夫の協力は必要です。
海上保安官になるためには?
海上保安大学校に入学
広島県呉市に校舎があり、入学者は全員寮生活を行いながら本科4年、
専攻科6カ月、国際業務課程3カ月の
4年9カ月間学びます。
海上保安大学校の受験資格は?
●受験資格に年齢制限は無い。
●受験者資格は高等学校または中等教育学校卒業。
●難易度は国立大学並みの学力が必要。
毎年500~600人前後の受験者に対して合格者は80人前後で、倍率は
6~7倍です。
●受験資格
次のいずれかに該当する者は不合格となります。
・身長が男子157cm、女子150cmに満たない者
・体重が男子48kg、女子41kgに満たない者
・視力(裸眼又は矯正)がどちらか1眼でも0.6 に満たない者
・色覚に異常のある者(職務遂行に支障のない程度の者は差し支えない。)
・どちらか片耳でも2,000 、1,000 、500 各ヘルツでの検査結果をもとに算出した聴力レベルデシベルが、40デシベル以上の音の失聴のある者
・四肢の運動機能に異常のある者
海上保安大学校
住所:広島県呉市若葉町5番1号
電話番号:0823-21-4961
FAX:0823-21-8105
アクセス
広島駅
呉線(上り)を利用し吉浦駅下車。吉浦駅前バス停より、広電バス【吉浦天応線(日新製鋼前・呉駅・東畑方面ゆき)】
を利用し海上保安大学校入口バス停下車、正門まで約600m。
三原駅
呉線(下り)を利用し呉駅下車。呉駅前バス停より、広電バス【吉浦天応線(かるが・天応福浦方面ゆき)】を利用し海上保安大学校入口バス停下車、正門まで約600m。
最後に
福田由香里さんが結婚されているかの
情報は一般人なのでありません、
人気テレビドラマ「海猿」の影響で、かつては海上保安官ブームが起きたが、
現在の受験生は知らない世代になっている。
海上保安庁の中でも東京や横浜を所管する第3管区に人気が集まっているそうです。