朝ドラ!エール古山裕一(窪田正孝)のモデル古関裕而と妻・古関金子の半生は?

朝ドラ!エール

連続テレビ小説「エール」では、数々の応援歌の生みの親である古関裕而(こせきゆうじ)さんと妻の古関金子(こせききんこ)さんがモデルに起用されました。

名前だけ聞いてもピンとこない人も多いと思いますが、実は東京オリンピックの入場行進曲も作った昭和の有名な作曲家です。
作品の中には日本各地の学校の校歌も含まれているため、学生時代に古関さんの曲を歌ったことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、ご本人はよく知らないけれど窪田正孝さんと二階堂ふみさんが演じるから興味があるという方も少なからずいるはずです。

そこで今回は朝ドラで話題の古関裕而さんと妻の金子さんの半生をご紹介します。

これを読んでドラマだけでなく今年のオリンピックを様々な角度で楽しんでくださいね。

古関裕而さんの生い立ち

画像:https://mainichi.jp/articles/20190323/ddm/003/070/…
明治42年、福島県福島市大町の老舗呉服店「喜田三(きたさん)」に生まれた

古関裕而(本名:勇治)(以下裕而)さんは、音楽好きの父親の影響を受け独学で作曲を始めます。
小学校を卒業するころには楽譜が読めるようになっていたため音楽の授業だけでなく、市販の楽譜を買い漁り作曲に熱中するようになりました。

次第にクラスの仲間からも作曲を依頼されるようになりますが、進学先としては家業を継ぐために県内の福島商業学校(現福島県立福島商業高等学校)に入学します。

音楽の道への葛藤

商業学校に通いながらもハーモニカを常に携帯するなどどうしても音楽の道をあきらめきれない裕而さん。
卒業間近には福島ハーモニカ・ソサエティーという日本でも有数のハーモニカ演奏団体に入団し、レコード鑑賞会の「火の鳥の会」でロシアやフランスの近代音楽に衝撃を受けます。

特に、ロシアの作曲家リムスキー・コルサコフに心を奪われ、その弟子の金須嘉之進に師事するほどでした。
卒業後は川俣銀行に就職しましたが、この頃学生時代から憧れていた作曲家である山田耕筰の事務所へ楽譜を郵送して、手紙のやりとりを行っていました。

妻との出会いとプロの作曲家への道

昭和4年、舞踊組曲「竹取物語」をイギリスの作曲コンクールに応募した裕而は、日本人として初めて国際的な作曲コンクールに入賞を果たします。
この入賞が新聞で記事になり、それを見た声楽家を目指す少女と裕而さんは文通をする仲に発展、翌年には入籍をすることになります。

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この少女が妻である内山金子だったのです。
夫婦そろって上京し、レコード会社コロムビアの専属作曲家として働くことになった裕而さんは、プロの作曲家として本格的に音楽の道を進み始めます。
金子さんはというと、入学した帝国音楽学校でソプラノ歌手のベルトラメリ能子に師事し、本格的に声楽を学び始めます。結局子育てのために声楽は辞めてしまうことになるのですが、その才能は師や仲間たちに絶賛されるほど素晴らしいものでした。

戦争中の活動

日中戦争が始まった昭和12年、満州で戦争を見た帰りの電車の中で、新聞に掲載された「露営の歌」という軍歌の歌詞を見つけた裕而は、軍歌らしからぬせつないメロディーを作曲しますが、それが採用されて多くの人の心を震わせました。

そうして正式に軍歌を作ることになると「暁に祈る」「愛国の花」などの数々の曲を生み出しました。
戦後は復興のため、「長崎の鐘」などの曲を手掛け、東京オリンピックの入場行進曲を作成するなど音楽で日本を盛り上げようと明るい曲を手掛けるようになった裕而さん。

現在も夏の甲子園で流れる高校野球大会歌「栄冠は君に輝く」はどの世代でも知っている曲です。
また、劇作家の菊田一夫と組み、数々のラジオドラマ、テレビドラマ、映画、演劇、ミュージカルといった作品でヒット作を世に広めました。

●軍歌「露営の歌」 https://youtu.be/6hceNfhDFWY
●オリンピックマーチ https://youtu.be/g0uRDANnEbU
●高校野球大会歌「栄冠は君に輝く」 https://youtu.be/A3pd2U_6Fxk

晩年の古関裕而さん

各音楽番組に出演する中で、フジテレビ系の番組『オールスター家族対抗歌合戦』の審査員を昭和47年から約12年間担当し、初代司会者の萩本欽一とともに降板。

昭和52年に甲子園曲「栄冠は君に輝く」の制定30周年を記念して、夏の甲子園の開会式に招待されました。

一連の功績によって紫綬褒章、勲三等瑞宝章を受章し、昭和54年の4月には、福島市名誉市民第一号として功績をたたえられています。

昭和55年には乳がんにより妻の金子さんが逝去。

裕而さんも入院生活を送る中、平成元年、脳梗塞により80歳で亡くなりました。

最後に

朝ドラで話題の古関裕而さん、妻の金子さんの半生をご紹介しましたが、
興味を持っていただけたでしょうか?

ちなみに古関裕而さんの息子である古関正裕さんは73歳である現在も「喜多三」という名前のユニットで音楽活動を続けています。

オリンピックが開催される2020年に合わせて放送される今作の「エール」。
タイトルの通り、日本全体を応援する歌を数多く生み出した作曲家がモデルです。

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