舘野真知子 (たての・まちこ)さんはフードコーディネーター、料理研究家、
管理栄養士で活躍されています。
日本人になじみのみそ、しょうゆ、納豆、漬物をはじめ、パン、ヨーグルト、
チーズ、酒類など、人類が太古の昔から取り入れてきた発酵食品。
舘野真知子さんが考案した「梅こうじ」が
注目されているのです。
梅にも米こうじにもアミノ酸が含まれているので、梅こうじには強い旨みもあります。
そのままなめてもおいしく、どんな食材にもよく合のです。
そんな舘野真知子さんの経歴や年齢に梅の塩麹漬けの作り方や
効能効果など調べて見ました。
画像:https://www.machiko-tateno.com/
舘野真知子(たての・まちこ)さんの経歴
職業:料理研究家・管理栄養士、発酵料理
誕生日:1973年12月6日生まれ
出身地:栃木県
家族:両親・兄・弟
HP:https://www.machiko-tateno.com/
舘野真知子さんは栃木で8代続く専業農家に生まれる。
管理栄養士として病院に勤務後に、
2001年アイルランドの料理学校「Ballymaloe Cookery School」に留学します。
2003年に帰国後はフードコーディネーターとしてメディアなどで活動。
2009年にはレストラン「六本木農園」の初代シェフを務め、
「生産者の顔が見えるレストラン」を目指し、新鮮な素材を生かして都市生活者の健康を意識した料理を提供されました。
現在はフリーランスの料理家として、発酵料理を、料理の楽しさや食べることの大切さを
「栄養・料理・文化」を通して伝える活動されている。
そして国際交流にも積極的に参加、外国人向け料理教室「Kitchen Nipponに」の講師もされている。
2015年にイタリア・ミラノで開催された「Peace Kitchen」で和食をつたえる料理教室のカリキュラム作成、講師を担当。
舘野真知子さんの著書
からだに効く!おいしく食べるあま酒レシピ 新装版
|
きちんとおいしく作れる漬け物
|
梅の塩麹漬けの作り方は?
梅塩麹の作り方
1.名残りの完熟梅を塩麹に投入
2.毎日1回かき混ぜる。 梅が崩れてきたら崩してOK。
3日も経つと梅がとろとろに
梅塩麹の人気レシピ
https://recipe.rakuten.co.jp/word/%E6%A2%85%E5%A1%A9%E9%BA%B9/
梅の塩麹漬けの効能効果は?
●ビタミンBとCの相乗効果で肌と髪が若返る
こうじに含まれるビタミンB群は、代謝を促進するので疲れ取りに特効です。
梅肉に含まれるムメフラールは血液をサラサラにし、高血圧や動脈硬化を予防・改善します。
またビタミンB群はやせやすい体質をつくり、メタボや糖尿病を撃退。
生活習慣病対策として有効です。
【解説】前橋健二(東京農業大学応用生物科学部醸造科学科教授)
●血液をサラサラにして高血圧、糖尿病を撃退
梅肉に含まれるムメフラールは血液をサラサラにし、高血圧や動脈硬化を予防・改善します。
また、ビタミンB群は糖質のエネルギー代謝にも欠かせません。
やせやすい体質をつくり、メタボや糖尿病を撃退。生活習慣病対策として有効です。
たんぱく質の分解や再合成も促すので、丈夫な体や強い筋肉のためにも、積極的に摂取したい栄養素といえます。
ほかにも、ビタミンB群に分類されるビオチンやナイアシン、パントテン酸などは、皮膚や粘膜、
毛髪や爪のターンオーバー(生まれ変わり)に深く関係しています。
よって、美肌や育毛にも効果的です。
ただ、これらの優れた作用があるビタミンB群が豊富なこうじにも、欠けている栄養素があります。それが、ビタミンCです。
そこで、梅の登場です。梅にはビタミンCが多く含まれているため、こうじだけでは不足している栄養をバランスよく補ってくれます。
【解説】前橋健二(東京農業大学応用生物科学部醸造科学科教授)