伊藤美紗(旧姓:松島美紗)(いとう・ みさ)航空自衛隊でF15戦闘機の教育課程を修了し、
日本初の女性戦闘機パイロットになった方です。
現在約23万人いる自衛官のうち、女性の比率は
約6%にすぎない。
女性パイロットの人数は陸海空3自衛隊で、現役女性パイロットは50人に満たないのが実情だ。
パイロットの競争率は100倍超です。
身長は158cm〜190cmで中距離裸眼視力は
0.2以上と規定が細かく決まっています。
現在は『2等空尉』という階級が授与されて、
トップが『航空幕僚長』→『空将補』→
『1等空佐』→『2等空佐』→『3等空佐』→
『1等空尉』と上から決まっています。
そんな伊藤美紗(旧姓:松島美紗)さんの結婚し年齢や経歴に高校と大学は年収が気になるなど調べて見ました。
伊藤美紗(旧姓:松島美紗)さんの結婚は?
2018年8月では伊藤美紗(旧姓:松島美紗)さんは、F-15戦闘機パイロットの養成課程の修了式では「松島美紗」なので、
その後に結婚されたようです。
しかし苗字が変わった情報のみでその他の情報は一切ありませんでした。
伊藤美紗(旧姓:松島美紗)さんが日本初の女性戦闘機パイロットなのですが、
今までは女性パイロットは、技術的にもっとも脂がのる時期に結婚、出産、育児が重なり、能力を発揮しにくいというジレンマ、
マッハを超えるスピードなので女性には負担が多いと考えられていました、
F-15は急旋回によって最大9G、すなわち地球の重力の9倍もの遠心力が身体へかかることになります。
高いGに晒されると脳への血流が阻害され、最悪の場合には失神に至ることもあるため、
急旋回中のパイロットは血液が足下に滞留しないよう下半身に力を入れ、特殊な呼吸法によって失神に耐えなくてはなりません。
戦闘機パイロットについて、「協調心」「団結心」「強い心と意思」「健康管理」が必須なので、
結婚し育児・家事・仕事を両立しなけ復帰しても
戦闘機パイロットを続けることは難しいでしょう。
伊藤美紗(旧姓:松島美紗)(いとう・ みさ)さんの経歴
所属:航空自衛官 女性戦闘機パイロット
誕生日:1991年生まれ
出身地:神奈川県横浜市
出身高校:神奈川県立横須賀高等学校
出身大学:防衛大学校第53期生
身長:159cm
結婚:既婚
階級:1等空尉
軍歴:2014年~
資格:飛行教育航空隊の第109期戦闘機操縦(F-15)課程修了
女性戦闘機パイロット誕生=空自で初めて
松島美紗2等空尉(26)が23日、新田原基地でF15戦闘機の教育課程を修了。「きっかけは小学生の時に見た映画『トップガン』で、戦闘機パイロットに憧れていた。後に続く女性のためにも期待に応えたい」と目を輝かせた。https://t.co/7drVpOxsQZ @jijicomより pic.twitter.com/dSHekjz7fG
— スマートニュース (@smartnews_ja) August 23, 2018
伊藤美紗(旧姓:松島美紗)さんは子どもの頃、米軍パイロットの青春群像を描いた映画「トップガン」を見て、
「大きく動く航空機で自由に空を飛べるようになりたい」と、この仕事に憧れた。
防衛大学校を卒業後は自衛官に任官。
当時は、女性は戦闘機パイロットになれなかったため、輸送機操縦の過程に進もうとしていたが、
2015年11月に防衛省が戦闘機操縦を女性に開放したことを知り、夢だった戦闘機乗りの道へ踏み出したのです。
戦闘機パイロットには身長制限があり158cm〜
190cmとなっております。
伊藤美紗(旧姓:松島美紗)さんは規定より1cmの
ギリギリだったのです。
肉体的にも精神的にも相当なタフさが要求される戦闘機パイロット。
マッハを超えるスピードで急上昇と急旋回、そして急降下は強烈なジェットコースターの100倍以上の威力だそうです。
伊藤美紗(旧姓:松島美紗)さんの年収が気になる?
航空自衛隊は平時から有事まで日本の空の平和と安全を担う唯一の組織で
特別職国家公務員のため安定している反面、「自衛隊は階級社会ですが、給料は年功序列です。
空自の採用時の階級は、航空学生が2士、幹部候補生学校の飛行要員は3等空尉(院卒は2等空尉)となります。
航空学生は空自の隊員であり、国家公務員という立場になりますので給料が出ます。
月給は約17万円、賞与は年2回です。
自衛隊のパイロットの年収はというと、年齢や階級によってかなり差が生じるようです。
プロペラ機のパイロットや航空士の年収目安
高卒の場合
25歳(3曹)で490万円、35歳(2曹)で
690万円、50歳(曹長)で920万円
防衛大卒の場合
25歳(3尉)で570万円、35歳(3佐)で
年収900万円、40歳(2佐)で年収1,060万円
防大や一般大学を卒業し幹部候補生として入隊した自衛官の方が昇進が早く、給料も高くなります。
また、給料は階級だけでなく年齢にも左右されます。
戦闘機パイロットになればスクランブル発進のための待機もあり、
24時間365日の即応態勢が必要な空自です。
最後に
空自パイロットは高倍率です、航空学生にしろ幹部候補生学校の飛行要員にしろ非常に狭き門となっています。