北村 光世(きたむら・みつよ)さんは食文化研究家、ハーブ・オリーブオイル研究家です。
1958年(昭和33年)、19歳の女性がたったひとりで、アメリカに留学されました。
スペイン語を学ぶと同時に、世界各国の料理と出合い、まだ日本では知られていない食文化に魅せられたそうです。
アメリカ滞在中にハーブに興味を持ち、青山学院大学で29年間スペイン語を教えたのち、ハーブや世界各国の料理研究に専念するようになった。
帰国後も世界各地を旅行し、その土地のおいしい料理を学んでは、雑誌やテレビで紹介し、何冊もの料理本にまとめております。
30年にわたって地中海諸国原産の、ハーブやオリーブオイルを用いた地中海型食事を追求している。
現在は鎌倉とイタリア・パルマを行き来しながら、世界の食文化を研究している。
そんな北村 光世さんの息子や夫に経歴は?元気の秘訣はオリーブオイル?など調べて見ました。
北村 光世(きたむら・みつよ)さんの経歴
職業:食文化研究家、ハーブ・オリーブオイル研究家・料理書作家、元青山学院大学教授
誕生日:1939年生まれ
出身地:京都府
現在住:神奈川県鎌倉市
出身大学:アメリカ・ミシガン州ホープカレッジ卒業
北村 光世さんの家族は?
●夫:北村 崇郎(きたむら・たかお)氏
1927年(昭和2年)7月8日
岐阜県関市出身
日本のアメリカ文学者
1954年テキサス州に渡り、1955年再度渡米。
1962年国際基督教大学教育学修士、ハワード大学修士、12年間の米国留学ののち、
1969年中央大学助教授
1989年名古屋学院大学教授
●息子:北村 洋(きたむら。ひろし)氏
息子に英語、スペイン語の二か国語教育を行った
1971年京都市に生まれる。1995年カールトン・カレッジで学士号(アメリカ学)取得。
1997年ウィスコンシン大学大学院で修士号(歴史学)取得。
2004年ウィスコンシン大学大学院で博士号(歴史学)取得。
現在、ウィリアム・アンド・メアリー大学准教授。
北村 光世さんは京都で生まれ育った、幼稚園から同志社に学んでいた。
父親は同志社中学の教師でした。
小学1年生の夏に終戦を迎え、中学に進んでからは、ハリウッド映画に夢中になった。
留学を決意したのは、大学の英米文学科1年生のとき、奨学生を募集する大学を調べあげ、
申請書作成のためにタイプライターを猛勉強。
日本人がほとんどいないアメリカ中部の大学を狙い、片っ端から送った。
約20通目の申請でようやくウィスコンシン州立大学から4年間の学費免除にて入学許可を得た。
ウィスコンシンでは、父の同僚の紹介で大学近くの牧師宅にベビーシッターとして住み込んだ。
一年後、奨学生も転校が可能と知り、ミシガン州のホープ・カレッジへ。
学生寮の食堂に働き口を見つけて寮に移り住んだ。
2年生で学び始めたスペイン語の発音が耳に心地よく、3年生からの専攻を英米文学からスペイン語学に変更し、
さらに奨学金を得て、夏休みに2カ月間、メキシコへ語学留学。
メキシコシティでは老婦人の家に下宿。
アメリカ料理に飽きていた北村 光世さんの舌にメキシコ料理は大いに刺激を与えた。
アメリカへ戻り、ティーチングアシスタントをしながら学び続け、1963年、5年間の留学生活を終えた。
二年後、北村 光世さんは青山学院大学でスペイン語の教職に就く。
その後に夫の北村 崇郎氏米文学者と結婚。
1971年に息子が生まれると夫婦揃って日本語、英語、スペイン語のトライリンガルで育てた。
鎌倉の一軒家に移ると、庭で40種類ものハーブとレモンや金柑を育て、日々の料理に活用した
北村 光世さんはアメリカ滞在中にハーブに興味を持ち、結婚してからオリーブオイルにも興味を持たのです。
北村 光世さんの著書は?
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北村光世さんの元気の秘訣はオリーブオイル?
ハリのある声、ツヤ肌、すっと伸びた背中。
若々しい北村光世さんの元気の秘訣は、毎日のオリーブオイルにあります。
炊き立てのご飯、茶碗1杯にオリーブオイル小サジ1~2を回しかけ軽く混ぜると「卵かけごはんのようになる」好みで醤油を数滴。
イタリアの友人は、お腹の調子が悪いとき、米を炊いてオリーブオイルをかけて食べるそうです。
それで思いついて、ご飯にオリーブオイルをかけたら、まるで卵かけごはんのようにおいしかったんです。
すっかり気に入って、“エッグフリーごはん”と命名しました。
しかし、皆さん最初は不振に思いながら食べると納得する、
冷めてもご飯粒がオイルコーティングされているので硬くならないそうです。
残ったらおにぎりにしてフライパンで焼いて焼きおにぎりに。
和食もイタリアンも中華料理もすべてオリーブオイルで。
愛用の「アルベルトオイル」500mlを大体、2〜3週間で使い切るそうです。
風邪もほとんど引きません。
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