ガイアの夜明けで「新産業フードテック」が紹介されましたが、
誰でも美味しく作れる時代「食」の分野にも、ハイテクが入ってきているのです。
配膳や料理を作るロボットや「肉を使わない肉」そして調理器具まで、それらは「フードテック」と呼ばれている。
「テクノロジーが食を変える」、「魔法の調理器具」、「一流レストランの味が家で食べられる」
日本よりフードテックが進むアメリカからやって来た調理家電や見えないはずの味を数値化し、最適な食べ合わせや新商品の開発に利用する企業など増えてきている。
2025年までに世界700兆円に達すると言われる超巨大市場「フードテック」、
新産業フードテックとは?最新のテクノロジーを駆使することによって、まったく新しい形で食品を開発したり、調理法を発見したりする技術です。
そんな新産業フードテックとは?メリット&デメリットに日本のベンチャーは?など調べて見ました。
新産業フードテックとは?
フードテックとは、フード(Food)とテクノロジー(Technology)を掛け合わせた言葉なのです。
たとえば、フードテックによって、植物性たんぱく質から肉を再現したり、単品で必要な栄養素を摂取できるパスタを開発したりすることが可能になります。
アメリカやヨーロッパで盛んに開催され始めたのは2015年に食料問題などの社会的課題を解決できるビジネスモデルとして注目され、
2050年には世界の総人口は現在の78億人より3割弱増えて、98億人に達するとされており、
農業生産から消費に至る過程において食料の約1/3が捨てられており、日本でも年間2842万トンの食品廃棄物があります。
このうちまだ食べられるのに捨てられる食品ロスは年間646万トンに達します。
テクノロジーを活用した食の問題の解決や、食の可能性を広げる「フードテック」の概念が現れました。
「調理に科学的な手法を取り入れ、家電やネットサービスなどとつなげることで食生活を豊かにする,
そこで日本は遅ればせながら投資家やベンチャー企業が参入してきたのです。
✅ケンタッキー、ビヨンド・ミートの代替フライドチキンを全米で販売
これまでは一部店舗への導入でしたが、全米のKFCでビヨンド・ミートの植物性フライドチキンが10日から販売されます👏#フードテックhttps://t.co/eAmRvnZcLm
— フードテックニュース専門メディア【Foovo】 (@FoodTechJapan) January 6, 2022
新産業フードテックのメリットは?
・食糧不足や飢餓を解消させる。
・菜食主義のためのたんぱく質摂取を解消させる。
・食の安全の解消させる。
・生産者不足(人口減少)を解消させる。
これらを解消されるフードテックが何故役立つか
簡単に説明いたします。
・食糧不足や飢餓を解消させる
2050年には地球100億人時代がきます、より生活に質を求める中産層が増えると肉の消費が増えて、
現在の家畜の生産量が追い付かずに、タンパク源が不足する。
そこで牛や豚、鶏などの肉の味や食感を人工的に作りだした加工食品。
・菜食主義のためのたんぱく質摂取を解消させる
菜食主義のタンパク質の確保に役立つフードテックのメリットとして、大豆など植物性の人工肉が活躍します。
ベジタリアン(菜食主義者)のタンパク源としても人気が高いのがキノコのタンパク質を発酵させたマイコプロテ インを材料にした肉の代替食品「クォーン」です。
・食の安全の解消させる
肉でも野菜でも、生産から流通までAIで管理し、ウイルスや細菌に感染するリスクが減るので安全性が確保できます。
・生産者不足(人口減少)を解消させる
農家などは後継者不足の解消から、AIを使って無人でも農場を運営できたりすると、効率的に野菜などの農産物を生産できます。
農業だけでなく業業や物流などにも活用されて生産者不足も解消される。
新産業フードテックのデメリットは?
新産業フードテックのデメリットは、開発にお金がかかるという1点が挙げられます。
フードテックの取り組みには、大手企業または、資金調達を受けたベンチャー企業などが参入し、
その取り組みが注目されていますが、まだまだ地方や、第一次産業の分野には広く行き渡っていません。
今のままだと食糧難になったり人手不足になったり環境破壊になる可能性がでてきます、
日本でも2020年(令和2年)にフードテック官民協議会の設立及び第1回官民協議会の開催されました。
CESに合わせて動きだした2022年の「フードテック」…キノコテック、代替肉フライドチキン、自動宅配ロボも|BUSINESS INSIDER https://t.co/aN1L3GRH0G @BIJapanより
— 伊藤有 /イトー (@itotamo) January 10, 2022
新産業フードテック日本のベンチャーは?
●農業特化のアグリテック分野
・ファームノート
・ファームシップ
・inaho株式会社
●フードロス削減分野
・デイブレイク株式会社
・ICS-net株式会社
・バリュードライバーズ株式会社