三井不動産の移動販売車両をなぜやるのか?
第三の買い物体験と位置付けるのは、三井不動産株式会社と株式会社ShareTomorrowが手掛ける移動販売車「MIKKE! (ミッケ)」です。
仕掛け人の株式会社ShareTomorrow(代表取締役社長:須永尚(すなが・たかし)氏ですが、
兼務:三井不動産ビジネスイネベーション推進部の部門長もされている。
株式会社ShareTomorrowは2021年11月より、豊洲や晴海など東京湾岸エリアを中心に、
「ミッケ」を本格的に展開している。
場所はマンションやオフィスビル、駐車場、公園といったスペースに、食品や衣料品、
健康雑貨などの商品を陳列した販売車を派遣するスタイルで2021年12月で、41店舗が参加しております。
なぜ不動産が「移動」をやるのか?
不動産は「動かない」商品を扱っているが、今回は「動く」領域の取り組みを始める。
答えは「生活のボーダーレス化」?
※生活のボーダーレス化とは?
例えば生活だと多拠点生活や、仕事と生活を合わせたワーケーションが認知され、
仕事の場もカフェやシェアオフィス、自宅など選択肢が増えていることが挙げられます。
このような暮らし方や働き方の多様化、ライフスタイルの変化が加速していることを踏まえ、
「不動産」と「移動」を組み合わせた新たな体験価値を提供するといいます。
須永尚(すなが・たかし)部長は「生活は家、仕事は職場、買い物は店……といった場所・空間の概念や使い方が、コロナ禍を契機にボーダーレス化しています」と記者説明会で話している。
移動の自由」を用意することで、街全体の魅力を底上げする狙いがあります。
住民にとっては「どこで・何をするか」をより能動的に選べる生活になると説明しています。
そんな三井不動産の移動販売車両をなぜやるのか?仕掛け人 須永 尚部長の経歴や大学は?など調べて見ました。
須永尚(すなが・たかし)推進部の部門長の経歴は?
役職:株式会社ShareTomorrow代表取締役社長
兼務:三井不動産ビジネスイネベーション推進部の部門長
略歴
1992年 3月 東京大学経済学部 卒業
1992年 4月 三井不動産株式会社 入社
2012年 4月 同社 商業施設本部業務推進室業務推進グループ長
2016年 4月 同社 商業施設本部アウトレット部アセットマネジメントグループ長
2018年 4月 同社 経営企画部ビジネスイノベーション推進グループ長
2020年 4月 同社 ビジネスイノベーション推進部長
用意するのは販売員と商品だけ! 1日から契約できる移動販売の新サービス登場!!【MIKKE!】 #foodfun #三井不動産 #sharetomorrow #移動販売 #車両 #湾岸地区 #MIKKE #キャラバン #物販 https://t.co/uJdGfmRiDu
— 外食産業新聞社【公式】🍻 (@GaishokuShimbun) December 22, 2021
移動販売がもたらすメリットは?
主なメリットとしては、主に「場所」にとらわれず、固定の店舗と比較してぐっと少ない「人件費」や「賃料」で出店できる点があげられます。
移動販売事業は店舗のように家賃もかからないため、賃料や出店料を安く抑えることができます。
初期投資を抑えられ、投資回収率が高いことは移動販売事業の大きな特徴です。
天候によって商品の売れ行きが左右されることです。
移動販売がもたらすデメリットは?
移動販売は通常、外で営業を行います。
そのため、雨の日や台風の日は、お客さんが少なかったり、営業ができなかったりすることもあるため、売上を安定させるのが難しいです。
また、季節の影響も受けます。