北村麻子(きたむら・あさこ)さんは東北三大祭の一つで、国指定重要無形文化財でもある「青森ねぶた祭」の、
史上初めての「女性ねぶた師」です。
女性が居なかったのは、その仕事は絵筆で下絵を書き上げ、大量のハリガネで巨大なパーツを制作、
トンカチ、ノコギリも使って土台を作り、高所作業も多いなど、体力を要し危険が伴うからなのです。
また、
・女性が一手に引き受けるのは無理
・ねぶたは勝負の世界でもあるため
などがあげられます。
しかし北村麻子さんは「子供の頃から、勝負の世界で生きる父親・母親を見てきた」ので、
25歳の時、「第六代目ねぶた名人」である「父親の北村隆さん」の下で修行を開始。
2012年のデビュー作で、父親を抑え、優秀制作者賞、5年目で最優秀制作者賞に輝いたのです。
父親の作業場と北村麻子さんの作業場は別になっており、ライバルでもある為に何を企画しているかは分からないそうです。
今年は父親か娘か楽しみもありますね。
そんな北村麻子さんのねぶた師の経歴や年齢に高校と父6代名人北村隆の経歴は?結婚した旦那や子供は?
自宅でねぶた作りが体験できる制作キットを販売!など調べて見ました。
北村麻子(きたむら・あさこ)さんの経歴
職業:ねぶた師
誕生日:1982年10月生まれ
出身地:青森県
出身高校:青森県立青森西高等学校
結婚:夫・2人子供
父親:6代名人北村隆氏
兄弟:4人兄弟の3番目(次女)
趣味:ガーデニング
苦手:後片付け
北村 麻子さんは第6代ねぶた名人・北村隆さんを父に持つ、4人兄弟の次女として生まれる。
青森県立青森西高等学校卒業後は、神社の巫女さんになったり、接客業をされていたが、でもどの仕事をやっても、自分に合っている仕事がなかった。
20代半ばになったときに「このままじゃダメだ」と思い、そのとき初めて真剣に自分の生き方について考えたのです。
その時は「女ねぶた師」は男社会で女性はいなかったので、選択しにはなかった。
その時、「たった一度の人生だから、自分が好きなものや、得意なものを仕事にしたい」と思い、
昔から勉強はとても苦手でしたが、絵を描くことは好きだったのでアート・デザイン関係の仕事を考えたが
仕事が見つからなかった。
そんな時に父親の北村隆さんが足を悪くして、ねぶた師を続けられるのかという話になった、
しかし父親が2007年に最高賞の「ねぶた大賞」を獲り「父の代でねぶたを無くしてはダメだ」と思い、
2008年にねぶた名人の父親の北村隆さんの下でねぶた修行を始める。
2010年に初の女性ねぶた師になった。
2012年にデビュー作「琢鹿(たくろく)の戦い」で優秀制作者賞を受賞。
2017年に制作作品「紅葉狩」がねぶた師の最高賞である最優秀制作者賞を受賞。
この投稿をInstagramで見る
北村隆さんの経歴
北村隆さんは1948年生まれの青森市の双子の兄として生まれ、小学校4年の時には、兄、弟とともに町内ねぶたを作り始めていた。
中学年で、ねぶたの神様といわれた北川啓三さんに師事し、17才で初めて北村兄弟の名で大型ねぶたを制作しますが、その後、制作を休止してしまいます。
1978年に13年ぶりにに青森ねぶた制作を再開し、1996年に初の田村麿賞を受賞。
1999年に平成天皇在位十周年記念ねぶた制作
大型ねぶた「楠木正成」皇居前広場にて運行。
2001年には、イギリス大英博物館にねぶたを制作展示。
2007年ねぶた制作30周年記念作品「聖人 聖徳太子」では、10回目のねぶた大賞を受賞。
2012年に第六代 ねぶた名人位を顕彰される。
2015年にミラノ万博にて大型ねぶた「日天・水天」運行、展示。
2019年に累計100台以上の大型ねぶたを制作する
受賞数
最高賞(田村麿賞、ねぶた大賞)11回
最優秀制作者賞、制作賞 14回
その他の賞(知事賞・市長賞など)25回
北村麻子さんの結婚した旦那や子供は?
北村麻子さんは結婚されて2児母親として子育てにも奮闘中です。
2012年に年下の一般男性と結婚されています、デビュー作「琢鹿(たくろく)の戦い」で優秀制作者賞を受賞された年になります。
第1子の誕生は2015年10月に女のお子さんを出産されている。
産後2カ月で復帰されている、その後にお子さんを出産されて、現在は二児の母として子育てにも奮闘中なのです。
夫やお子供は一般人ですので、詳しい情報がありませんでした。
自宅でねぶた作りが体験できる制作キットを販売!
ねぶた師北村 麻子さんのネットショップ。自宅でねぶた作りが体験できる制作キットを販売されおります。
ねぶた師 北村麻子 公式サイトはこちら
HP:https://asako-kitamura.com/shop/
この投稿をInstagramで見る