内藤裕二 (ないとう・ゆうじ)医師は京都府立医科大学 大学院医学研究科 教授 です。
内視鏡検査で5万人以上のお腹を診てきた消化管の専門医、
専門は、消化器病学、消化器内視鏡学、消化管学、酸化ストレスと消化管炎症、生活習慣病。
日本人は欧米の人の腸に比べて長いそうですが、しかし近年は長い腸の人が減ってきているそうです。
動物性の脂肪やたんぱく質は腸内の悪玉菌を増やすといわれていますが、日本人の食生活の欧米化が関係しているのです。
また、日本人の食物繊維摂取量は大幅に減少しており、戦後からほぼ半減しているのです。
食物繊維の摂取量が減少すると
・セロトニンやドーパミンといった「幸せホルモンの分泌が減少」。
・うつ病やキレる子どもの増加に繫がる。
・生活習慣病。
そんな内藤裕二医師の経歴や高校に大学は? 腸内細菌の種類と比率にもとづいて5つのタイプとは?など調べて見ました。
内藤裕二医師 (ないとう・ゆうじ)医師の経歴
役職:京都府立医科大学 大学院医学研究科 教授
誕生日:非公開
出身地:京都府
出身高校:福井県立若狭高等学校
出身大学:京都府立医科大学 医学部
職歴
1983年5月 ~1985年3月京都府立医科大学附属病院 第一内科学教室 研修医 。
1998年4月~ 2000年3月京都府立医科大学 第一内科学教室 助手 。
2000年4月 ~2001年3月京都府知事公室職員課 参事。
2005年6月~2008年6月京都府立医科大学 生体機能分析医学講座 准教授 。
2008年7月~2010年3月京都府立医科大学 消化器先進医療開発講座 准教授 。
2009年4月~2021年3月京都府立医科大学大学院医学研究科 消化器内科学 准教授 。
2015年4月~2021年3月京都府立医科大学 同附属病院内視鏡・超音波診療部 部長 。
2021年4月 ~現在京都府立医科大学 大学院医学研究科 教授 。
受賞
2003年日本過酸化脂質・フリーラジカル学会学会賞 。
2012年内閣総理大臣表彰第4回ものづくり日本大賞優秀賞 。
2016年日本酸化ストレス学会学会賞 日本酸化ストレス学会 。
内藤裕二医師の著書
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消化器内科医で、腸内細菌や抗加齢医学に詳しい京都府立医科大学の内藤裕二教授の連載。今回は、日本人の腸内細菌の分析結果から見えてきた「5つの腸内細菌タイプ」、そして腸年齢の調べ方について詳しく聞きました。 https://t.co/OSu8x2ZDkY
— 日経クロスウーマン (@nikkeixwoman) February 9, 2023
腸内細菌の種類と比率にもとづいて5つのタイプとは?
腸内にすんでいる菌の種類や比率は食生活の影響が大きく、生活習慣病などの病気のリスクとの関連が予測できるようになってきたのです。
●タイプA:高たんぱく・高脂質な食事が多い
5つのタイプの中で糖尿病、高血圧などの生活習慣病、循環器系疾患、神経系疾患などとの関連が特に高かったのが高たんぱく・高脂質な食事が多いAタイプ。
●タイプB:バランスのよい食事
タイプEの次に健康な人が多かったのがタイプB。
腸内で酪酸をつくる菌の割合が多くなっていました。
●タイプC:炭水化物が多い、偏った食事
炭水化物が多いタイプCは、A、Dに次いで炎症性腸疾患のリスクが高くなっていました。●タイプD:高たんぱく質、高脂質な食事が多い。漬け物が少ない。マヨネーズが多い。
タイプDは、ビフィドバクテリウム属の菌の比率が高く、炎症性腸疾患のリスクがタイプEに比べて27倍。
また、機能性胃腸障害と関連も見られました。
(ビフィドバクテリウム属(主にビフィズス菌)は炎症抑制効果を持つため、炎症性腸疾患の傾向があるとそれを抑えようとして増えるのではと推測されます)●タイプE:野菜・魚が多い、バランスのよい食事
5つのタイプの中で、最も健康な人が多かったのがEタイプ。食事で食物繊維を多くとっていて、プレボテラ属の菌の割合が高くなっていました。ヒトの腸内フローラは記憶されているので、食事など生活習慣を改善すれば、もともといる健康によい影響をおよぼす菌を育てて活性化させることができますよ。
腸に悪いものを控える?
動物性脂肪(肉類)と砂糖(砂糖や甘味料入りの飲み物、お菓子など)を減らす。
豆・大豆製品、穀物などから植物性のたんぱく質をとり、そして、動物性たんぱく質は、肉よりもオメガ3脂肪酸を含む魚介類を選ぶとよいですね。
https://fytte.jp/news/healthcare/182746/から抜粋!