日本のお祭は地域に寄っても様々ですが
「灘のけんか祭り」を紹介します。
名前から物騒なけんか祭りの歴史は
兵庫県の指定重要無形民俗文化財・
姫路市指定重要無形民俗文化財のひとつで
松原八幡神社で行われる秋の祭事です。
「けんか祭り」の中でも最大規模のけんか祭りと
言われ二日間に渡っ行われます。
灘のけんか祭りの歴史
天平宝字7年発卯4月11日(西暦763)豊前国宇佐神宮より当白浜町の
西部の松原村へ奉迎され、天皇の御祈願所とされたと伝えられている。
灘のけんか祭りの日程は?
10月14日・終了:10月15日
14日の宵宮での日程は
宮到着順と楼門、楼門出しはそれぞれ順番が決まっております。
東山、木場、松原、八家、妻鹿、宇佐崎、中村
の順となります。
到着時間はそれぞれ、
- 東山が11時、
- 木場が12時、
- 松原が12時20分、
- 八家が12時50分、
- 妻鹿が13時20分、
- 宇佐崎が13時50分、
- 中村が14時となります。
楼門入りは
- 東山が11時30分、
- 木場が12時40分、
- 松原が13時、
- 八家が13時40分、
- 妻鹿が14時10分、
- 宇佐崎が14時30分、
- 中村が14時40分となります。
楼門出しは
- 東山が16時10分、
- 木場が16時20分、
- 松原が13時35分、
- 八家が16時30分、
- 妻鹿が15時20分、
- 宇佐崎が15時30分、
- 中村が15時40分となります。
本宮の日程は
露払いの儀があり、続いて塩かきの儀が行われ
宮へ出向きます。
それぞれの日程では
東山、木場、松原、八家、妻鹿、宇佐崎、
中村の順番となります。
ただし、年番に当たる町が最後に宮入、楼門入り
となります。
年番になった場合は、抜けた町の時間に後に続く
町が繰上げとなり、
いつもより速い時間に行われるため、注意が必要
ちなみにそれぞれの宮前へ到着する時間は
年番を考慮しないものとして、
- 東山が9時、
- 木場が9時35分、
- 松原が9時55分、
- 八家が10時15分、
- 妻鹿が10時35分、
- 宇佐崎が10時45分、
- 中村が12時5分となります。
宮練り出し時刻は
露払いとして
- 松原が12時10分に宮練り出しをし、
- 神宮渡御が12時20分、その後に
- 年番が神輿を12時45分に宮練り出しを行い、
その後は
- 12時55分に第一陣が、
- 13時5分に第二陣、
- 13時15分に第三陣、
- 13時25分に第四陣、
- 13時35分に第五陣、
- 13時45分に最後の屋台が出発します。
宮練り出しが終われば次は御旅山下山ですが、
こちらも先ほどと同じ順番でそれぞれ時間は、
先ほどと同じく露払いとして
- 松原が16時15分に御旅山下山をし、
- 神宮渡御が16時20分、
- 年番が神輿を16時30分に御旅山下山を行い、
その後は
- 16時50分に第一陣が、
- 17時に第二陣、
- 17時10分に第三陣、
- 17時20分に第四陣、
- 17時30分に第五陣、
- 17時40分に最後の屋台が出発します!
アクセスと桟敷席 金額は?
アクセス
開催場所が松原八幡神社、御旅所ですので
【電車】
山陽電車・白浜の宮駅から南へ徒歩5分
※祭り当日は直通特急・特急が臨時停車します
御旅山へは、神社から徒歩15分ほどです
※なお、駐車場は設けられてないので、また交通規制もされるので
公共交通機関をご利用ください
桟敷席の料金は?
桟敷席を、利用できる人は、地元の人のみで
抽選になります。
そのため招待なしでは利用することができない
特別な席となります。
桟敷席は練り場に近いほど高いといわれており、
料金の詳細については公表されていませんが、
2日間で7~15万円となっています。
屋台の重さや大きさは?
参加七地区すべてが一基づつの『祭り屋台』を所有している。
屋台は通常、80~90人くらいの人数で、
『担ぐ』とは言わず、『練る』と表現される。
重さは2t~2.5tと言われているが、
定かではない
松原屋台
<屋台本体>
大きさ/長さ8メートル、幅2.4メートル、
高さ4メートル
重 さ/約2トン
灘のけんか祭り穴場スポットは?
桟敷席は一般の方は入手出来ないので
マジかで見学したいでしょうが、お年寄りや
お子さんは危険ですから、穴場スポットで
ゆっくり見学するのもいいですよ。
御旅山頂です。
格好の観覧場所ですよ。
「けんか祭り」とは一味違う、のんびりとした
雰囲気が山上にはあるので、ここもお勧めです。
お問い合わせ
兵庫県姫路市松原八幡神社
079-245-0413
最後に
お祭りに行かれる際はお子さん連れはご注意を
して下さい。
ルールをしっかり守るなど
基本的なことを徹底して楽しむようにしてください