稲垣えみ子(元朝日新聞)さんが情熱大陸に登場
東日本大震災を機に、どれだけ電気を使わずに生活できるのかを考える。
「超節電生活」を送る稲垣さんは、月々の電気代は200円代、ガスは契約せず、水道も1ヶ月ほとんど使わない、「江戸時代の人々のような暮らし」を目指す。
そんな稲垣えみ子さんのプロフィールや
経歴、節約がハンパでないので調べて見ました。
画像:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160128-0001000…
稲垣えみ子(いながき えみこ)さんプロフィール
職業:フリーランサ
出身:愛知県
誕生:昭和40年 生まれ
学歴:一橋大学社会学部
職歴:朝日新聞社(平成28年1月退社)
朝日新聞社に入社し、記者・社会部デスクを経験した後に論説委員として社説を担当。
編集委員の時書いた「電気をほとんど使わない生活」コラムが話題に。
フリーランサー(freelancer)とは?
自由契約者。
一定の会社や団体などに所属せず、仕事に応じて自由に契約するジャーナリストや俳優・歌手など。
朝日新聞社員でアフロにした理由は?
稲垣さんが髪型をアフロにしたのは2012年で理由は
大阪勤務の時に付けたアフロのカツラが似合っていたのを思い出したのか、
10年経って突然「そうだ、アフロ、しよう」思い立ったからだそうです。
稲垣さん社会社説の論説委員をしている朝日新聞のかなり偉い人ですが、
アフロにしていて注意等を受けないのでしょうか?
男性の「ひげ」の問題もありますね、賛否両論ありますが?
電気節約術?
夜はほとんど電灯をつけず冷蔵庫も使わない生活をしている
朝日新聞2014.1.23
(社説余滴)やみつき「暖房ゼロ生活」 稲垣えみ子
列島はいま、震災後初の原発ゼロの冬。
私にとっては節電を機に「暖房ゼロ生活」を始めて3度目の冬である。エアコンをつけないのはもちろんコタツも電気毛布もない。
知人には「凍死するよ」と心配され、離れて暮らす親も気が気ではないようだ。
もともと、寒さはめっぽう苦手である。
子どものころ冷たい布団に入るとガタガタ震えて眠れず、電気毛布が売り出されたときは何と偉大な発明かと心から感動した。夏はめったにつけないエアコンも冬はぜいたくに使い、温風に豊かさをかみしめていた。
だから今の生活は、自分でも信じられない。
案外あっさりと、寒さをしのぐ方法をみつけてしまったのだ。秘密兵器は「湯たんぽ」である。
太ももの上に置き、大きいひざかけをかける。これだけで十分暖かい。
寝る前には湯たんぽを布団の腰の位置に入れておき、布団に入るとき足元に移す。朝までぬくぬくだ。電気毛布よりずっと前に、人類はこんな偉大な発明をしていたのである。
部屋は冷たい。息が白いこともある。
でも自分が温かければ案外どうってことない。不思議なのは、こんな暮らしを始めてから、あれほど苦手だった寒さがむしろ気にならなくなったことだ。
暖房に頼っていたころ、寒さは全面的に排除すべき敵であった。暖房をやめると、その敵と共存しなくてはいけない。
そうなると、敵の中になんとか「よいところ」を見つけるしかない。
それはたとえば、こんなことだ。
寒い外から首をすくめて帰宅すると、誰もいない家でも少しだけ暖かい。この小さな幸せを胸に台所へ向かい、湯を沸かす。
火と蒸気でまた少し暖かくなる。
錫(すず)のチロリに日本酒を満たし、湯で燗(かん)をつける。十分熱くなったところでぽってりとした猪口(ちょこ)に注ぎ、そっと口をつける。
このうまさといったら! 暖房の利いた部屋で、これほどの幸福は味わえまい。
私たちは経済成長とともに「ある」幸せを求めてきた。金がある。
電気がある。
暖房がある。ああ幸せ!
それに慣れると「ない」ことを恐れるようになる。
でも実は、「ない」中にも小さな幸せは無限に隠れているのだ。
そう気づいたとき、恐れは去り、何とも言えぬ自由な気持ちがわき上がってくる。
まあ早く春が来て欲しいですけどね。
その待ち遠しさもまた、いとおかし。
最後に
家庭環境でも大きく違ってきます。
子どもやお年寄りがいないにでできるのであって
家族がいたら出来ません。
風邪ひいて病院に行く金額考えれば暖房つかった
ほうが良いのでは、しかし湯たんぽはいいですね
自然な温かみで朝はほんのりあったかい湯たんぽのお湯で顔を洗う。