井阪 隆一(いさか・りゅういち)氏は、セブン&アイ・ホールディングス代表取締役社長、日本経団連審議員会副議長です。
鈴木敏文元会長が突然の退任を表明し、井阪隆一社長の新体制が発足してから、
24時間営業を巡る問題の渦中で、中核会社のセブン―イレブン・ジャパンの社長を交代させたのです。
セブンイレブンは永松文彦社長となる。
社長を退き会長に就く古屋一樹氏は、この時期に社長を交代する理由を問われた井阪 隆一社長は「コミュニケーションのパイプの目詰まりが組織的問題としてあった」と述べ、古屋氏の事実上の解任を示唆したのです。
24時間問題に揺れるコンビニなど、問題は山積みですが、井阪 隆一社長の略歴、出身大学と父親の経歴など調べて見ました。
井阪 隆一(いさか ・りゅういち)社長の経歴
役職:セブン&アイ・ホールディングス代表取締役社長、日本経団連審議員会副議長
誕生日:1957年10月4日生まれ
出身:東京都
出身高校:都立駒場高校
出身大学:1980年 青山学院大学法学部卒業
略歴
1980年 青山学院大学法学部卒業後、セブン-イレブン・ジャパンに入社。
商品本部食品部シニアマーチャンダイザー、取締役商品本部食品部長、取締役執行役員商品本部食品部長、取締役常務執行役員商品本部食品部長を経る。
2009年5月に代表取締役社長(最高執行責任者)に昇格、同時に㈱セブン&アイ・ホールディングス取締役に就任した。
前任の山口俊郎は退任し、顧問に就任。
2016年にセブン&アイ・ホールディングス 社長 昇格
井阪 隆一社長の父親は?
父親は井阪健一(野村證券元副社長、東京証券取引所元副理事長、大阪経済大学元理事長)です。
現在は平和不動産顧問。
井阪 健一(いさか・ けんいち)氏の経歴
誕生日:1931年2月17日生まれ
出身:三重県
学歴:大阪経済大学経済学部卒業
受賞:2003年旭日中綬章を受章
野村證券の実力者でありながら、きさくで腰の低い謙虚な人で営業の神様と云われた人
井阪隆一氏の評価は?
入社1年目のクリスマス
1980年の冬、私は福島県郡山市の直営店で店員として働いていました。
クリスマスイブの昼から豪雪が街を襲い、3日にわたり電気も水道も止まりました。
大半の店が閉まり静まりかえった街で、セブンイレブンは店を開け続けました。
東京からおにぎりを運びましたが、来店客が多く、棚はすぐに空になります。
「食べるものも飲むものもなかった」「ありがとう」とお客様に感謝され、身をもって流通業の使命を感じました。
弁当3便制プロジェクト
弁当やおにぎりは1日2回、工場から店舗に運んでいました。
これを深夜、昼前、夕方の3回に増やすというのです。
食事時にタイムリーに商品を届ければ、鮮度が違います。
交渉相手は、セブンイレブン専門に弁当を作る工場の常務や専務
3便制にすれば工場も1日2シフトから3シフトになり、24時間稼働し続けることになります。
1工場で働く人が約300人。
首都圏だけで6000人もの人たちの働き方を一変させるのです。
全地域での3便制導入まで、2年かかったそうです。
「セブン・イレブン・ジャパン」と「セブン&アイ・ホールディングス」の違いは?
なんか似たような名前でどちらがどうなのか、まとめてみました。
もともと「セブン&アイ・ホールディングス」の一部門が、皆さんの良く知るコンビニ
「セブン・イレブン」でした。
日本支部が「セブン・イレブン・ジャパン」というわけです。
したがって親元は「セブン&アイ・ホールディングス」なのです。
最後に
内部ではこれからも難題が山積みでしょうから今後の手腕が楽しみです、
時代と共に残業問題・24時間営業・人手不足など解決していかなければならない
問題がありすぎます。