
プレシジョン・メディシン(精密医療)とは国立がんセンターなど全国200以上の病院と
製薬会社10社の余りとにより「SCRUM-JAPAN]プレシジョン・メディシン(精密医療)の
プロジエクトが始動しました。
これは進行した肺がんや大腸がんなどがん細胞がもつ遺伝子変異を細部に分析し、効果のある薬を選び
がん患者に投与する。
プロジエクトには延べ3000人の患者が参加した。
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大腸がん患者で手術不能にも効果があった、皮膚がんの一種「メラノーマ」の投与で劇的効果が
発見された。
これはかん細胞の遺伝子を解析し適切な薬を投与
するプレシジョン・メディシン(精密医療)なのです。
画像:http://immunoth.umin.jp/tumor_immunity/
■がんの遺伝子診断
がんの遺伝子を調べ、タイプの違いによって効果が期待できる治療薬を選択するというやり方は、
すでに肺がんや乳がん、大腸がんなどの治療で導入されています。
たとえば肺がんでは、分子標的薬の「イレッサ」
(ゲフィチニブ)はある遺伝子変異を持つタイプの約7割に効果があるとされます。さらにイレッサが効かなくなった場合には、再び遺伝子検査を行って別の遺伝子変異が見つかった患者に効果が期待できる分子標的薬「タグリッソ」(オシメルチニブ)が今春登場しました。
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遺伝子変異の有無によって用いられる肺がんの分子標的薬にはALK阻害剤もあり、まずがんの遺伝子を調べることは治療の標準となりつつあります。
用語説明
プレシジョン・メディシン(Precision Medicine)
オバマ大統領が今年1月の一般教書で使うなど米国で急速に普及しつつある。直訳すると「精密な医療」になるが、米国では個々のゲノムの性質を考慮した医療を行う「個別化医療」の意味で使われている。
従来からあったオーダーメード医療の発展型ともいわれる。
アメリカでは、オバマ大統領が演説の中で発表しています。
オバマ大統領が一般教書演説の中で『プレシジョン・メディシン・イニシアティブ/Precision Medicine Initiative』に関する詳細を発表するなど
、適切な時に適切な治療を患者さんに提供する医療が米国などで始まりつつあります
プレシジョン・メディシン参加企業
- アステラス製薬株式会社
- アストラゼネカ株式会社
- Amgen Inc.
- エーザイ株式会社
- MSD株式会社
- 小野薬品工業株式会社
- 協和発酵キリン株式会社
- 第一三共株式会社
- 大鵬薬品工業株式会社
- 武田薬品工業株式会社
- 中外製薬株式会社
- 日本イーライリリー株式会社
- ノバルティス ファーマ株式会社
- ファイザー株式会社
- メルクセローノ株式会社
参加医療機関
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