電通は石井直前社長の後任として、
常務執行役員から社長に昇格する
山本敏博(やまもと としひろ)氏
前社長の石井氏は社長辞任にあわせて、
代表権も返上し、
当面は中本祥一・取締役副社長執行役員(66)、
高田佳夫・取締役専務執行役員(61)に
それぞれ代表権を付与し新社長を支える。
23日付で社長執行役員に就任する。
取締役以外から社長が就くのは異例。
山本氏は3月の株主総会で取締役になる。
新卒の女性社員が過労死したことで問題となっていた電通、
また、インターネット広告で不正請求が
96社から請け負った997件、
総額1億円超の門だなどで
山本社長は信頼回復に向けて全力で取り組む
しかないでしょうね。
画像:https://www.advertimes.com/20170119/article242895/
山本 敏博(やまもと・としひろ)社長プロフィール
誕生:1959年
出身地:東京都
出身校:慶應義塾大学経済学部卒
就職:
1981年電通入社
2009年コミュニケーション・デザイン・センター長
2010年MCプランニング局長兼務
2011年執行役員
2014年取締役執行役員
2016年常務執行役員
2017年代表取締役 社長
山本社長はは営業畑出身です
その他の経歴
2013年㈱ビーエスフジ取締役(現任)
2016年㈱IPG取締役(現任)
㈱ドフ取締役(現任)
㈱電通デジタル・ホールディングス代表取 締役社長(現任)
㈱D2C取締役(現任)
㈱共同テレビジョン監査役(現任)
昇格の理由は?
さっきもかいたのですが電通では
初めてとなる
取締役以外から社長が就くのは異例なのです。
それは
2016年11月に社内に設けた「労働環境改革本部」の一員として
改革を進めたことが評価された
そうです。
山本社長は
女性新入社員の過労自殺問題を受け、
「労務改革を断行することが私の使命。2年間で改革を終わらせる」との決意を語った。
電通はすでに深夜残業禁止(午後10時消灯)
などを実施しているが、今年4月をめどに2年後の目標を定めた改革の工程表を作成し、
進捗(しんちょく)状況などをチェックしながら改革を進める考えを明らかにした。労務改革について、「表面的では意味がない。
法令順守や社員の健康を守ることが、仕事の質や業績の向上、最終的には電通の
社会的な存在感の高まりにつながるという
本質的な改革にしたい」と話した。
最後に
山本敏博・社長 58歳
中本祥一・取締役副社長執行役員 66歳
高田佳夫・取締役専務執行役員 61歳
抜擢で社長に就任なったが、今まで
上司と間逆になるわけですから、
やりずらい面もあるでしょうが
天下の電通ですから頑張っていただきたい。