- この目のかゆみをどうにかしたい!
- 鼻をスッキリさせたい!
- マスクなしで外にでたい!
と叫びたくなることはありませんか?
花粉症は鼻水や目のかゆみ、くしゃみといった
症状だけでなくストレスもまたもたらします。
毎年花粉症で悩んでいる人は、少しでも
花粉症の症状が軽くなるようにとさまざまな
情報を集めて試しているのではないでしょうか。
花粉症治療には
花粉症治療には薬物療法、減感作療法、
手術療法などがあります。
薬物慮法は抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、
ステロイド薬などを用いて治療をします。
抗アレルギー薬は花粉症治療においてもっとも
ポピュラーな薬の1つです。
花粉症が飛ぶ2週間ほど前から飲み始め、
花粉症が飛ばなくなるまで飲むことで
花粉症の発症を防いだり、症状を軽減したり
する効果があります。
抗ヒスタミン薬はすでに出てしまった花粉症の
症状(鼻水、目のかゆみ、くしゃみなど)を
抑える効果があります。
ステロイド薬は速効性があり、ひどい花粉症の
時に使用されますが副作用が出やすいので
注意が必要です。
減感作療法は
減感作療法は根本的に花粉症を治す療法で、
花粉症の原因である花粉を少しずつ濃度を
あげながら体に入れていくことで徐々に
花粉を体に慣れさせていきます。
減感作療法は根治をしたい人、薬物アレルギーの
人、妊娠中の人などに向いている治療法です。
滅感作療法は週1回~月1回の間隔で注射を打ち、
2~3年続ける必要があるため根気が必要と
なります。
手術療法とは
手術療法には下鼻甲介を切るものや鼻の粘膜の
一部をレーザーで焼くものなどがあります。
下鼻甲介を切る手術はアレルギーで腫れた
下甲介の肉を切除して空気の通り道を作るもので、
手術後だいたい1~2週間で鼻が通るように
なります。
鼻の粘膜の一部をレーザーで焼く手術は鼻の
粘膜を焼くことで鼻通りをよくします。
レーザー手術は下鼻甲介切除手術よりも時間が短く
、出血や痛みが少ないという利点があります。
その他手術療法には
その他手術療法には高周波電気凝固術、
化学薬剤手術などがあります。
手術療法は鼻づまりがひどい人、薬が効かなかったり薬アレルギーがある人、
局所的点鼻薬が聞かない人などに向いています。
手術をすれば完治すると思っている人もいるようですが、
それは間違いです。
手術の効果や持続性は個人差がありますが基本的には1年くらいしか持ちません。
そのため少なくとも1シーズンに1回の手術が
必要となります。
薬物療法、減感作療法、手術療法のどの治療法を
選ぶ時も医師にしっかりと相談し説明を受ける
ようにしましょう。