日産自動車は4月1日付でカルロス・ゴーン社長
(62)が社長と最高経営責任者を退くと発表。
しかし代表権のある会長は続ける、
社長には副会長の西川 廣人に決定した。
西川 廣人社長は単独で最高経営責任者(CEO)
を努める。
そんな西川 廣人社長の経歴や出身校など調べて
見ました。
画像:http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/711240.ht…
西川 廣人(さいかわ ひろと)社長の経歴
誕生日:1953年11月14日 生 63歳
出身校:開成高校卒業
東京大学経済学部経済学科卒業
開成高校は中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校である。
長年東京大学合格者数が日本一であることで
知られる学校である。
1学年の7割程度が東大・早慶に進学している 、
職歴:
1977年4月:日産自動車株式会社入社
1999年7月:欧州日産会社
2000年4月:日産自動車株式会社 購買企画部 次長
2000年10月:同社購買企画部 部長
2001年4月:ルノーニッサンパーチェシングオーガニゼーション
エグゼクティブ ゼネラル マネジャー
2003年4月:日産自動車株式会社 常務執行役員
2005年4月:同社副社長
2005年6月:同社副社長、取締役
2011年6月:同社代表取締役、副社長
2013年4月:同社代表取締役、副社長、チーフ コンペティティブ オフィサー
2014年1月:同社代表取締役、副社長、チーフ コンペティティブ オフィサー
研究・開発、生産、SCM、購買、TCSX(トータル カスタマー サティスファクション ファンクション)、ソーシング ステアリング コミッティ、TdC競争力強化推進 担当
2014年4月:同社代表取締役、CCO
2015年6月:同社代表取締役、CCO、副会長
2016年11月:同社代表取締役、共同最高経営責任者、 副会長
2017年4月:同社代表取締役 社長
なぜ今交代になったのか?
カルロス・ゴーン社長は2001年6月から
日産の社長兼CEOを務めていた。
約16年の長期にわたり努めて着ましたが、
2016年12月には日産が出資した
三菱自動車の会長にも就任しました。
西川社長はゴーン氏が不在時の経営判断を
担うため共同でCEOに就いていたこと。
またゴーン氏は提携するフランス自動車大手ルノーのCEOも務めており、
今後、グループの連携強化などに集中するので、
西川社長にまかせたのではないでしょうか。
興味があるのは
カルロス・ゴーン社長は自身の2015年度の
役員報酬が10億7100万円だと明らかにした。
2014年度の10億3500万円から3・5%増えたことで株主から
妥当なのか疑問の声も出ています。
フランスの自動車大手ルノーでも株主総会で批判
がゴーン氏報酬8億8千万円「高過ぎ」と株主の
54%が反対の意見がでています。
三菱自動車の会長にも就任しましたから、ここでも
高額報酬?
ゴーン氏の年収は約20億・・・!?
ちなみにトヨタ自動車社長の役員報酬が2億円台
ですから破格の報酬な訳です。
西川社長の報酬もどうなるか今後が気になります。
最後に
日産はゴーン氏のスター性で持っているところが
あることから。
後継者がどうなるかが心配なところもあります。