潮干狩り(しおひがり)の時期は春から夏一番
にぎわいますがGWで計画立てている方も
多いと思われます。
面白くてたくさんとれたが、とった貝はすぐには
食べられませんね。
そうです貝は体内に砂を吸い込んでおり、砂を吐かせる必要があるので、
持ち帰って調理することが一般的です。
しかしせっかく採って食べられないのはこまります、
そこで5分で砂抜きする裏技と普通の砂抜きや
味の違いなど調べてみました。
関連サイト
画像:https://www.m-mart.co.jp/search/cate_sub.php?cate=…
5分で砂抜き 「50度洗い」とは?
1.ボウルに水と沸騰したお湯をそれぞれ500ミリリットルずつ入れて、
50度のお湯を作ります。
※60度になるとあさりが死んでしまうので注意!
2・50度のお湯にあさりを入れ、3分ほど待ちます。
3・すべてのあさりの口が少し開いたら、ボウルの中で、あさりをこすり合わせるように1分ほど洗います。身や殻についていた砂や汚れが出てきます。
4・お湯からあさりを取り出し、水できれいに洗います。
これで終了です。
100%砂抜きできませんが、たまに砂が入っている
貝もあります。
50度の砂抜きはどうしてできるの?
あさりの砂は体内ではなく、殻や実の表面に付いている
ものなのです。
したがって50度は貝も死なないで実を膨らませる為、
砂や汚れが体外に押し出されるのです。
NHK放送「あさイチ」では慶應義塾大学・共同研究員・
鈴木隆一先生の味覚検査しましたら、
料理人の味に敏感な職業の方は違いがわかるそうです、
したがって私たちはおいしく食べられるそうです。
正規のあさりの砂抜きのやり方
①砂抜きをするのに必要なのが『海水程度の塩水』です。
目安として水300mlに対して9~10gの塩を準備してください
(これで約3%)。
※海水の塩分はおよそ3.5%くらいなので、それと同じ3~3.5%くらいの
塩水を作ってあげます。
※また塩分が濃いすぎますと、あさりは良く砂を
吐き出さない。
●潮干狩りのものなら一晩ほど塩水につけておく
●スーパーで買ったものなら最低2~3時間
がめやすです。
②あさりをバットに入れてみて、あさりを重ならないように並べたら、
頭が少し出るくらいのひたひたの分量にしてください。
※ボウルやタッパーでも砂出しはできますが、そのときも塩水を
ひたひたにしてあげるとよいです。
※あさりを重ねすぎてしまうと、上のあさりが砂を吐き出しても
下のあさりがとそれを吸い込むことがある
とのこと、平たいパットが適してます。
※1日以上置く場合は、一度塩水を取り替えて下さい。
③あさりの砂抜きの保存方法は『冷暗所』が適している。
新聞紙を上にかぶせてラップをし、冷蔵庫か冷暗所
(室内)で保存します。
※室温の高いときは必ず冷蔵庫、寒い時期は特に冷蔵庫に入れなくても良い。
寒いと逆に砂抜きしませんから、あまり砂が出てないようでしたら冷蔵庫から
1時間くらい前にだしてください。
新聞は光を遮断するとともに、あさりが勢いよく吐き出した塩水が外に
飛び散るのを防いでくれます。
④砂抜きが終わりましたら、水で貝の汚れを取って
終わりです。
最後に
潮干狩りの砂抜きですが、一番良いのは
採ったところの海水が一番なのですが、
場所によっては砂抜き用の海水が用意されている
場合がほとんどです。
荷物にはなりますが砂抜きは最適です。