東洋ライス雜賀慶二(さいかけいじ)社長は、
コメの消費量が年々減少する中“おいしさ”と
“健康”をウリに、爆発的にヒットしているのが
「金芽米(きんめまい)」だ。
東洋ライスは精米機の製造販売などを手がける
会社がなぜ味や栄養にこだわり抜いた
「世界最高米」の開発をしたか。
今“農家を守る”という構想を打ち出したのです、
健康効果の高いコメとして、海外に輸出することを目指している。
炊き上がり100gあたり
白米168Kcal
↓
金芽米144Kcal
丸の内タニタ食堂では一定食500Kcal前後の
栄養バランスと美味しさを追求しているので、
この金芽米がコンセプトに合い採用されました。
金芽米にこだわる雜賀 慶二(さいか けいじ)
社長の経歴や金芽米と玄米・胚芽米の違い?など調べて
みました。
画像:http://www.sankeibiz.jp/econome/photos/150525/ecd1…
雜賀 慶二(さいか けいじ)社長の経歴
役職:東洋ライス 代表取締役社長
誕生:昭和9年生まれ
出身地:歌山県生まれ
出身校:和歌山市立城東中卒
職歴
昭和24年4月家業の(食糧加工機販売業)に従事
昭和36年3月東洋精米機製作所を設立
同年11月法人化に伴い同社に入社
昭和38年4月財団法人雑賀技術研究所を設立し会長就任
昭和59年11月株)東洋精米機製作所取締役
昭和60年2月同社代表取締役社長
平成17年6月トーヨーライス(株)代表取締役社長
平成25年3月2社を合併し東洋ライス株式会社を設立 同社代表取締役社長
金芽米と玄米・胚芽米の違いは?
金芽米の栄養と効果
見た目は白米ですが、(白米を覆う皮の部分の)米ぬかを少しずつ取り除くことで、栄養や甘みがある「亜糊粉層(あこふんそう)」を残しています。
この技術で作ったコメを「金芽米(きんめまい)」と呼んでいます。
白米に比べ、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを多く含んでいて、人間の免疫の働きを活性化させる成分「LPS」も白米の約6倍含まれているという研究もあります。
熟成については企業秘密ですが、発芽能力を高め、おいしくする技術です。
弊社で行った食べ比べ実験では、新米よりおいしいとの評価を受けました。
玄米の栄養と効果
玄米とは白米を精米する前の状態ですね、
お米の構造は一番外側から、
もみ殻、米ぬか、胚乳(白米)となっています。
そして一部に胚芽という部分がくっついています。
画像:http://hagino-shouten.com/uonuma.html
もみ殻だけを取り除いた状態が玄米になります。
白米は、ここから米ぬかと胚芽を取り除いたもの。
玄米に多く含まれる栄養素は
食物繊維
タンパク質
ビタミンB1
ビタミンE
亜鉛
リン
マグネシウム
カリウム
フィチン酸
玄米は栄養素が白米の5倍~10倍は含まれているので
食べている方もおおいです。
また糖への変換が緩やかなので、食後の血糖値の急上昇を抑えるため、
糖尿病予防にもなります。
胚芽米の栄養と効果
もみ殻と米ぬかを取り除いて、胚乳と胚芽だけにした状態のものです。
玄米よりは食べやすいのでですが玄米と比べる
と多く取り除いた分少なくなっており、
ビタミン類など全体的に2/3から半分くらいに
なっている。
最後に
金芽米は胚芽米を食べると、少しだけ胚芽の部分が硬く当たります、
これをさらに食べやすくするために、胚芽の一部を取り除いたものが金芽米なのです。
白米と同じような味と食感なので食べやすい
ものです。
白米よりカロリーも少ないので安心して
食べられる金芽米です。