
石の硯で墨を擦る事例の感触、音、香り、
その一通りが日本の毛筆文化の元。
実を言えば目下、多くの小学校で使用されている硯は石ではなく、
セラミックやプラスチックで作られている。
誰もが小学生の時に経験した「書道」の時間だったが。
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そこにささやかな異変が起きているのをご存知だろうか。
加えて、墨を使わず水で習字が可能な道具まで登場する。
いずれも軽くて安価で使いやすくてだが、
製硯師(せいけんし)の青柳貴史氏はこの流れに警鐘を鳴らす。
製硯師とは?
「製硯師」とは、オーダーメイドの硯製作から修理・復元までを一手に担う、
「硯の何でも屋さん」のこと。
昭和14年創業の書道用具専門店「宝研堂」の4代目である青柳氏。
青柳氏の硯は美しい彫りや磨きで世界中に
ファンを持つそうです。
明治時代の職人技術の研究は勿論、夏目漱石が書いた手紙に登場する
硯の描写までも深く読み解こうとする。
そんな青柳貴史氏のプロフィールや硯の
値段、お店宝研堂の場所など調べて見ました。

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画像:http://ove-event.seesaa.net/article/131682569.html
青柳貴史(あおやぎ たかし)氏プロフィール
職業:製硯師(せいけんし)
会社:宝研堂4代目
誕生日:1979年2月8日
年齢:38歳(2018年1月現在)
出身地:東京都台東区浅草
趣味:プラモデル塗装
高校・大学は行っておりますが学校名は
未公開のようです。
高校時代は剣道部の選手で大学では
中国語を専攻しています。
大学は中退されて家業を継いでおりますが、
理由は大学3年の時に教わっていた
祖父が亡くなり情熱が伝わり中退した。
高校の16歳の頃より祖父、父に作硯を師事。
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日本、中国、各地の石材を用いた硯の製作、修理、復元を行う。
学校などを対象に硯文化に関する講演や、
デパートの催事場などで硯の実演彫りも行っている。
大東文化大学文学部の書道学科非常勤講師。
青柳貴史氏のお店はどこ?
株式会社 宝研堂
住所:東京都台東区寿4-1-11
電話:03-3844-2976 / FAX:03-3844-1387
定休日:第2、4、5日曜 祝日
営業時間:9:00~18:00(月曜~土曜)
/ 10:00~17:00(第1、3日曜)
アクセス:都営浅草線浅草駅から徒歩5分
東京メトロ銀座線田原町駅、
都営大江戸線蔵前駅からも徒歩5分
硯の値段は?
初心者用からベテラン向けまで商品の価格は幅が広いです。
店内には筆だけでも300~400種類あり、特に硯に関しては高級品から普及品まで、常時200面程展示されております。
児童向けのものから取り扱っているので安いものですと
1000円程度からあります。
店内で取り扱っているもの物は普及品や手作りの一品
、古硯とよばれている大昔の硯まであります。
古硯に関しては10万円~数千万の高いもの
もあります。
オーダーとなると価格にあった素材から
選ぶことになるでしょう。
最後に
硯も石ではなく、セラミックやプラスチック
になっているのはビックリしました。
長く使う人が少なくなっている現在では
小学校の授業の時だけですから、
安い物が出てきているのでしょうね。
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