唐池恒二(からいけ・こうじ)JR九州の
会長でありますが、
鉄道事業だけではない多角化戦略として、
船舶、外食、不動産に農業など多岐にわたっています。
鉄道事業より営業収益の6割を担うまでに成長しています。
歴代社長職は第4代で2009年から
2014年まで勤めております。
社長在職中に2013年10月に今話題の
クルーズトレイン「ななつ星in九州」が
運行開始してます。
大人気で2018年9月の申し込みは
終了されている状態なのです、
このななつ星in九州もすんなりいかなく
運輸部長(古宮洋二さんが猛反対したそうで
「こんな道楽みたいな列車なんてのは儲かりません。
うちはもう余裕がありませんよ」
と言われた唐池恒二会長は1週間後に
人事異動で吉宮さんをプロジェクトの
責任者にしたそうです。
楯突く人を責任者にする、普通は逆ですが
そういう骨のある人に責任を持たせるというのが、仕事は一番進むそうです。
そんな唐池恒二会長の経歴や大学にななつ星の名前の由来など調べて見ました。
画像:http://www.adtech-tokyo.com/ja/keynote/kspk002.htm…
唐池恒二(からいけ・こうじ)会長の経歴
役職:九州旅客鉄道代表取締役会長
誕生日:1953年4月2日
年齢:64歳(2018年2月現在)
出身地:大阪府
出身高校:大阪府立三国丘高等学校
出身大学:京都大学法学部
略歴
1977年4月 日本国有鉄道入社
1986年2月 日本国有鉄道九州総局総務部人事課長
1987年4月国鉄分割民営化に伴い九州旅客鉄道株式会社総務部勤労課副長に就任
10月 同社営業本部販売課副長
1989年10月同社船舶事業部営業課長
1992年6月同社船舶事業部次長
1993年3月同社流通事業本部外食事業部次長
1995年3月同社流通事業本部外食事業部長
1996年4月ジェイアール九州フードサービス株式会社社長
1997年6月 九州旅客鉄道株式会社総合企画本部経営企画部長
2003年6月九州旅客鉄道株式会社取締役鉄道事業本部副本部長兼同サービス部長兼営業部長(2005年6月からは旅行事業本部長も兼務)
2006年6月同社常務取締役総合企画本部副本部長兼同経営企画部長
2008年6月同社常務取締役総合企画本部長
2009年6月同社代表取締役社長
2014年6月同社代表取締役会長 現在
唐池恒二会長は大阪府立三国丘高校で
柔道に目覚めそうで、
大学受験を失敗し浪人時代も予備校には行かずに
昼は後輩の練習に付き合っていた。
京都大学に入学してもすぐに柔道部に入部
大学4年生の時に主将になってます。
しかし柔道三昧で就職活動を一切していなかったそうで、
国鉄にいた柔道部の先輩から来ないかと誘われ入社した。
しかし当時の国鉄は財政破綻の状況で就職
希望者がいなかったそうです。
当時の読売新聞には「柔道部の主将、国鉄に入社、
赤字を立て直せるか」の見出しが出たそうです。
クルーズトレインななつ星の名前の由来は
・九州の7つの県を表現
・九州の主な7つの観光素材を表現
自然、食、温泉、歴史文化、パワースポット、 人情、列車
・7両編成の客車を表現
最後に
唐池恒二会長は1987年に研修で「丸井」
に行ってます、
それはJR九州発足後に国鉄という官のような会社と
民間会社との大きな差を学んでます
、
あいさつの文化すら違い、唐池社長になる
まで全然あいさつをしない会社だったので
社長が率先しあいさつするようになったそうです。