一澤信三郎(いちざわ しんざぶろう)氏は、
株式會社一澤信三郎帆布(いちざわしんざぶろうはんぷ)の店主で、
京都市東山区にある布製手作りかばんの直売メーカーである。
通称 「信三郎帆布(しんざぶ)」。
2006年、一澤帆布工業株式会社の
相続トラブルにより、裁判に負けて社長を解任された先代の三男が、
ほぼ全ての職人と従業員を引き連れ独立し創設した会社なのです。
京都に1軒だけでオンライン販売なし。
売っているのは帆布のカバンが中心です、
そんな一澤信三郎氏の経歴やお店と通販にお家騒動など調べて見ました。
画像:http://www.syw.jp/sato_blog/2006/06/post-4.html
一澤信三郎(いちざわ しんざぶろう)氏の経歴
職業:株式會社一澤信三郎帆布(いちざわしんざぶろうはんぷ)店主
通称:信三郎帆布(しんざぶ)
誕生:1949年生まれ
年齢:68歳(2018年4月現在)
出身大学:大学卒業(学校名不明)
職歴:大阪の新聞社に就職(会社名不明)
一澤信三郎氏は昭和24年に京都東山に男三人兄弟の次男として誕生しました。
歴史は「一澤信三郎帆布」の前身である「一澤帆布」は、
信三郎の曾祖父にあたる一澤喜兵衛がミシンでちょっとした
道具入れを作ったところから始まります。
●初代 一澤喜兵衛氏
●二代目 一澤常次郎氏
●三代目 一澤信夫氏
●四代目 一澤信三郎
一澤信三郎氏は四代目となります、
幼少の時から住まいが仕事場だったため、
常にミシンの音を聞き、帆布のにおいを感じる暮らだった。
学生時代から家業を手伝うことも多くありましたが、
一澤信三郎氏は自分の知らない外の世界へ出てみたいと卒業後は
約10年間、大阪の新聞社に勤務されています。
1980年に家業へ戻り、働きやすい社内環境や現代的な経営へと改善した。
2001年に三代目 一澤信夫氏が死去
され澤帆布をめぐる騒動になる。
一澤帆布をめぐる騒動とは?
2001年に信夫が死去し、生前信夫が弁護士に預けていた遺言書の他にもう1通、
商売に関わったことのなかった兄が遺言書を預かっていたと主張し、裁判になる。
弁護士に預けていた遺言書では、20年以上ともに仕事をしてきた信三郎と弟、それに信三郎の妻が、株を相続するものだった。
ところが兄が預かったとする遺言書では、信夫の株のほとんどが兄に渡ると記載されていた。
2005年に最高裁で判決が確定し、信三郎は解任。兄と弟が「一澤帆布」の実権を握ることになる。
2006年に信三郎は職人全員とともに「一澤信三郎帆布」を立ち上げ、新たに柄ものも染めて、今までになかった時代の求めるかばん作りを目指す。
2009年に再度起こした裁判で私たちの主張が認められ、逆転勝訴が確定し、「一澤帆布」は信三郎の元に戻る。
こんなお家騒動がありましたが、
2011年に元の「一澤帆布」の店舗に戻り、営業を再開した。
一澤信三郎帆布のお店や通販は?
一澤信三郎帆布サイト

住所:京都市東山区東大路通古門前上ル高畑町602
電話:075-541-0436
アクセス:
・JR京都より
地下鉄:
烏丸線で「国際会館」行きに乗車。
「烏丸御池」駅にて東西線に乗り換え、「東山」駅下車。
・京阪電車
三条駅(地下鉄東西線側の2番出口)より徒歩
祇園四条駅より徒歩
・阪急電車
河原町駅より徒歩