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高知でしか通じない「おきゃく」の意味と由来に歴史は?高知の酒飲み文化と 可杯(べくはい)とは?

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土佐の「おきゃく」の歴史は? 知識
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高知の方言で「おきゃく」とは?

高知の方言で「おきゃく」とは、宴会や親睦会を指します。

高知県民は、さまざまな理由で宴会を楽しむことが好きで、親戚や友人、近所の人々を招いて交流する場を「おきゃく」と呼ぶようになりました。

この自由で賑やかなスタイルが「おきゃく」の魅力で、土佐流のおもてなしと美味しい料理、酒に心がほぐれて、本音の交流が深まります。

高知の宴会では、大きなお皿に色々な料理を盛りつけた郷土料理の「皿鉢」が出されることもあり、

お酒にまつわる楽しいお座敷遊びもたくさんあります。

一緒に食べて、飲んで、歌って、踊って、みんなが家族のように仲良くなるのが「おきゃく」の良いところです。

「おきゃく」という言葉は様々な場面で使われます。

・冠婚葬祭

・地域の祭り

・ちょっとした集まり

・歓迎会や送別会

・単純に友人と集まって飲む

つまり、人が集まって酒を酌み交わす場であれば、全て「おきゃく」なのです。

 土佐の「おきゃく」の歴史は?

高知県の「おきゃく」の歴史は?

「おきゃく」の起源は、古代の土佐の豪族たちが酒宴を催したことに遡ります。

その後、江戸時代には、農民たちが豊作を祝ったり、地域住民が交流を深めたりする場として、「おきゃく」が盛んに行われるようになりました。

明治時代以降になると、「おきゃく」はより大規模なイベントへと発展し、現在では高知県を代表する文化の一つとなっています。

高知県の「おきゃく」の由来は?

「おきゃく」の由来は諸説ありますが、有力な説としては、江戸時代に土佐藩で行われていた「御客役」という制度が関係していると考えられています。

御客役は、藩主のおもてなし役を務める家柄であり、藩主が参勤交代で江戸へ上る際などに同行し、様々な面でサポートを行いました。

この御客役が、江戸から様々な文化や風習を持ち帰ってきたことから、土佐藩内で「おきゃく」という言葉が広まったと考えられています。

高知県の酒飲み文化は?

高知県は、日本酒の消費量が全国でもトップクラスの酒飲み県として知られています。

その理由は、温暖な気候で良質な酒米が育ち、古くから酒造りが盛んだったことなどが挙げられ、

土佐の人々は陽気で開放的な性格で、酒の席では遠慮なく盛り上がることが特徴です。

高知県の可杯(べくはい)とは?

高知県の可杯は、乾杯の儀式ではありません。

可杯は、座興用の杯で、酒宴を盛り上げるために使われる遊び道具です。

乾杯は、杯を掲げて互いの幸せを祈り、祝いの言葉を述べる儀式です。

可杯は、ゲーム性があり、飲み干してしまうまで置けないため、酒宴を盛り上げる効果があります。

可杯の特徴!

底が尖っていたり、穴が開いていたりするため、そのままでは下に置けません。

飲み干してしまうまで置けないため、ゲーム性があり盛り上がります。

天狗、ひょっとこ、おかめ、独楽など、様々な形のものがあります。

可杯の遊び方!

可杯と駒を用意します。

駒を回し、止まった時に軸の正面に座っている人が、コマの図柄の杯にてお酒を飲み干します。

大勢の人が輪になってかわるがわるコマを回して杯を決めながらお酒を飲みます。

 

可杯の歴史!

可杯の起源は江戸時代頃とされています。

当時は、酒宴の罰ゲームとして使われていたようで、高知県では、古くから酒宴の席で可杯が使われてきました。

可杯は、高知県の伝統工芸品にも指定されています。

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