トマトとラムの水ギョーザは、北京の家庭ではとてもポピュラーな料理です。
骨つきのラム肉を細かく刻んで餡にし、トマトと合わせてギョーザの皮に包みます。
シンプルな味付けで、塩コショウ、ゴマ油、醤油のみを使います。
トマトの酸味とラムの旨味が絶妙に調和し、さっぱりとした味わいが夏にぴったりのギョーザです。
食べ方は!
そのままでも美味しいが、さっぱりとした味付けなので、つけだれをつけて食べるのがおすすめ、
トマトベースのさっぱりした酸味のあるつけだれが合う。
例えば、トマトのだし醤油や酢醤油、オイスターソース入りのつけだれがよく合う。
夏場は冷やしてさっぱりと食べるのも良いでしょう。
トマトの酸味とラムの旨味が絶妙に調和したギョーザなので、さっぱりとした酸味のあるつけだれで食べるのが一般的です。
トマトとラムの水ギョーザの作り方!
材料 (40個分)
▼皮
強力粉 200g
水 110cc
▼あん
ラム(骨付き) 400g
トマト 2個
しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ1
しょうが 1/2かけ
塩 ひとつまみ
こしょう 少々
サラダ油 大さじ1
ごま油 大さじ1/2
作り方
1・生地をこねる
【1】ボールに強力粉を入れ、水を2~3回に分けて入れ、そのつど菜箸で手早く混ぜます。
大体まとまったら、ボールについた生地もきれいにし、手で体重をかけてこねます。
【2】固く絞ったぬれぶきんをかけ、室温(20~25℃)に約30分おきます。
2・あんを作る
【1】ラムは骨からはずして包丁で細かく刻み、しょうゆを入れながらさらに刻む。
しょうゆを加えながら切ることで、ラムに味がつきやすく、ラムの臭みも気にならなくなる。
【2】ボールに(1)を入れ酒、みじん切りにしたしょうが、塩、こしょうを加えて混ぜ、サラダ油、ごま油を混ぜる。
【3】トマトは皮を湯むきして種を除き、細かく刻んでザルに入れ、水気をきる。(2)に加えて軽く混ぜる。
3・皮を作る
【1】めん台に打ち粉をふって生地をのせ、赤ちゃんの肌のようになめらかになるまでこねる。
平たくして中心に穴をあけ、両手で生地をまわしながら、ドーナツ状に均一の太さにする。
【2】2つ折りにしてめん台で転がし、30cmぐらいにのばしたら、2ヶ所をちぎって2本にし、さらに40cm長さまで転がしたら、4本にする。
【3】90度ずつまわしながら、2cm長さに切る。
まわさないで切ると、どんどん切り口がつぶれた形になり、円にのばしにくくなる。
【4】左手で生地の縁を持ち、右手でめん棒を転がしてのばす。
めん棒は手前から力を入れて転がし、生地の端は薄く、中心はやや厚くする。
4・皮であんを包む
【1】皮の中央にあんをのせ、真ん中を合わせてとめ、皮の斜め手前をつまみ、人差し指でひだを3つとりながら右側をしっかり閉じる。
【2】持ちかえて左手で同様に閉じる。あんの量は皮の枚数に合わせ、加減しながら包む。
【3】包み上がり。同様に残り全部を包む。
5・ゆでる
【1】たっぷりの湯を沸騰させてギョーザを入れ(2.5リットルに20個位)、ふたをして強火でゆでます。
吹きこぼれそうになったら、差し水1/2カップをしてさらにゆで、再度沸騰したら穴じゃくしで沈めながら4~5分ゆで、ゆで汁をきって器に盛ります。
ポイント
トマトとラムをあんにしたギョーザは、あまり知られていないのですが、北京の家庭ではとてもポピュラーです。
ぜひ骨つきのラムを求め、細かく刻んで作ってみてください。
https://www.ntv.co.jp/3min/recipe/20010317/から抜粋!