金治有彦(かなじ・ありひこ) 先生 は藤田医科大学ばんたね病院・人工関節センター長です。
金治有彦先生は股関節手術の第一人者。
2023年度は人工股関節全置換術163例(片側施行120例、両側同時施行43例)、
人工股関節再置換術5例、股関節鏡視下手術5例などの手術を行っておられます。
金治 有彦先生は筋肉や靭帯をできるだけ温存する、「MIS」と呼ばれる手術をいち早く取り入れたのです。
※日本語に訳すと「最小侵襲手術」になります。
皮膚の傷をなるべく小さくし、筋肉・靱帯にも必要最小限の侵襲を与えるだけで行う人工股関節置換術で、当センターではほとんどの患者さんに適用しています。
また、アジアで初めて手術支援ロボット「ROSA Hip(ロザ・ヒップ)」を駆使することにも成功されております。
最新の人工関節置換術は、患者の生活の質を劇的に向上させる革新的な手法として世界中で行われています。
この手術の特筆すべき点は、高齢者でも安全に受けられることです。
この手術によって歩行が可能になれば、患者の日常生活が大きく改善されるでしょう。
多くの外科医が麻酔後に手術室に入るのとは対照的に、この手術を行う金治有彦先生は常に先に手術室に入り、患者を待ち受けます。
麻酔をかける際も患者に優しく声をかける姿勢から、患者の患者に対する深い尊敬と思いやりが感じられます。
そんな金治有彦先生、整形外科医の経歴や年齢に大学は!藤田医科大学ばんたね病院の場所は!など調べて見ました。
金治有彦(かなじ・ありひこ) 先生の経歴
職業:藤田医科大学ばんたね病院・人工関節センター
長、股関節・小児整形外科
誕生:1969年生まれ
出身地:東京都江東区深川
出身大学:慶應義塾大学医学部
認定資格:日本整形外科学会専門医
家族:奥さん・子供3人(現在は名古屋に単身赴任中)
職歴
藤田医科大学整形学科機能再建学臨床教授。
慶応義塾大学整形外科特任教授。
所属学会
日本整形外科学会(専門医・指導医)
日本股関節学会(評議員)
日本小児整形外科学会(評議員)
日本人工関節学会(評議員)
日本関節病学会(評議員)
日本CAOS研究会(世話人)
日本股関節鏡研究会(世話人)
日本小児股関節研究会
金治有彦先生は小学6年の時に母親が脳梗塞に倒れたことをきっかけに医師の道を目指したそうです。
慶應義塾大学医学部時代は陸上の短距離選手として全国的に活躍。
慶應義塾大学医学部卒業し股関節を専門とするが、小児整形も若手時代から続けている。
2007年に米国留学。
米国で転機となり、以来積極的に新たな手術法などを取り入れるようになる。
<お知らせ>#藤田医科大学 で活躍する
先生のお人柄を紹介する動画#フジタビト最新回は整形外科機能再建学 金治有彦教授!
「挫折も夢への最短距離」と話し、
患者さんのため低侵襲で安全な
人工関節手術を手掛ける先生の人生とは?YouTubeでぜひご覧ください!https://t.co/GhgBHaLELD#FHU pic.twitter.com/V0sAGerXhv
— 藤田医科大学【公式】 FUJITA HEALTH UNIVERSITY (@FHU_PR) May 31, 2024
藤田医科大学ばんたね病院 整形外科の場所は!
住所:愛知県名古屋市中川区尾頭橋三丁目6番10号
電話番号:(052)321-8171
初診受付時間:月曜日~土曜日‥‥8時30分~11時30分
休診日:日曜・祝祭日・年末年始(12月29日~1月3日)
HP:https://bantane.fujita-hu.ac.jp/
アクセス
JR東海道本線 尾頭橋駅から徒歩5分
名鉄・地下鉄名城線金山駅から徒歩15分
金治有彦先生の今後の目標は!
・低侵襲人工股関節置換術をさらに改良し、より痛みが少なくなり、患者満足度の高い手術手技を知ること。
・股関節鏡視下手術や再生療法など、人工関節手術よりも低侵襲な治療法の研究を深めること。
・治療の低侵襲化に関する研究を進め、患者により質の高い治療を行うこと。
・股関節外科を志す若手自身の知識と技術を伝えていくこと。
・骨を治す従来の治療法に加え、軟部組織の重要性に伴う多様性のある治療を股関節治療の標準になっていくこと。
金治先生は、目標を通じて股関節外科医としての夢を実現し、患者により良い治療を行うことを目指しています
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