大平 一枝(おおだいら・かずえ)さんは文筆家・エッセイストです。
大平 一枝さんは人々の暮らしを丁寧に描写し、その物語を通じて読者に深い感動を与える力を持っています。
特に日常のひとこまから見える大きな社会の動きを掘り下げるその姿勢は、多くの読者に支持されています。
「東京の台所」は大平一枝さんが2013年から始めたプロジェクトで、
11年にわたって東京のさまざまな家庭を取材し続け50人の生活を描くことで、東京という大都市に住む人々の多様性と共通点を探ろうとしています。
その中で見えてくるのは、個々の家庭ごとに異なる「台所」の風景で、台所はただ食材を調理する場所ではなく、
家族の歴史や個々の人生が詰まった特別な場所であることが浮き彫りになります。
そんな大平 一枝は文筆家で経歴や年齢に大学と家族は!取材の裏側や秘話やエピソードは!など調べて見ました。
大平 一枝(おおだいら・かずえ)さんの経歴
職業:文筆家・エッセイスト
誕生:1964年生まれ
出身地:長野県
出身大学:日本福祉大学女子短期大学(1996年廃止)
家族:夫(映画制作業・1964年生まれ)、長男・長女
職歴
日本福祉大学女子短期大学(1996年廃止)卒業。
編集プロダクション宮下徳延事務所。
1994年にライターとして独立。
朝日新聞デジタルマガジン「&w」で「東京の台所2」を連載中。
大平 一枝さんの著書!
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大平一枝さんに教わったのは、カリカリ唐揚げのにんにく醤油だれ。
一口サイズの唐揚げは、すぐに下味がついて揚げ時間も短い。子育てをしながら働いていた大平さんにとって“救世主おかず”になったそう。#すぐ作りたくなる手料理のアイデア
photo : Kasane Nogawahttps://t.co/38gSgSktsb pic.twitter.com/4PorXPOzuG
— and_Premium (@and_Premium) May 28, 2024
大平 一枝さんの結婚と家族は!
大平 一枝さんは映画プロデューサーの夫と29歳で結婚。
30歳で長男を出産した現在は社会人で独立。
34歳で長女出産した現在は社会人。
夫も、結婚と同時にフリーとして独立。
大平 一枝さんは出産と同時に、編集プロダクション宮下徳延事務所退社しフリーライターとして独立。
仕事は楽しいし働けばお金も入ってくる。
でも、土日はおろか、朝も夜もないような生活で、子どもを置き去りにしていた。
長男くんの保育園での、他の園児が土・日曜日に家族でお出かけの話をすると、長男くんが話の輪から居なくなる事を、保育士から聞かされショックを受けたのでした。
すぐに夫婦で話し合い、「子どもが壁を向いちゃうような生活をするために、フリーになったんじゃないよね」。
子どもとの時間を取り戻そう、1カ月間仕事を休みハワイで「暮らすような旅」をされたそうです。
その後も長女が誕生してからも、毎年、家族4人で2~3週間ほどの長期で海外へ旅行されているそうです。
子どもの頃の旅が長男くんの夢のきっかけに、「国連で途上国を支援する仕事」をされておられます。
連載11年。恥ずかしながら、取材に飽きかけた日のこと、人生の先輩の言葉に襟を正したこと。市井の台所から人生を綴る『東京の台所』(朝日新聞デジタル&w)300回記念、撮影担当の本城直季さんとの対談です。https://t.co/TZ1AaJFJFy #asahi_and @asahi_and_allより
— 大平一枝 (@kazueoodaira) July 10, 2024
取材の裏側と秘話やエピソードは!
「東京の台所」の取材を進める中で、数々の感動的なエピソードや驚きの秘話が生まれました。
大平 一枝さんが実際に訪れた家庭の台所では、毎日の料理や家族のコミュニケーションが繰り広げられ、
それぞれの台所には、家族の歴史や個々の人生が色濃く反映されています。
ある女性の介護や結婚にまつわる話は特に心に残るもので、そのエピソードは「それでも食べて生きてゆく」 「東京の台所」にも収録されています。
また、喪失と再生をテーマにしたエピソードもあり、それぞれの生活がどのように変化し、成長していくのかを垣間見ることができます。
連載更新。教員14年目の休職。台所に立てる日も立てない日も、今日を生きる〈300〉 https://t.co/UwVFSExANm #asahi_and @asahi_and_allより
— 大平一枝 (@kazueoodaira) June 12, 2024
取材方法とアプローチ!
大平 一枝さんは取材にあたり、非常に細やかなアプローチを取っています。
まず、取材する家庭との信頼関係を築くことに重点を置き文筆家・エッセイストとしての彼女の大きな強みです。
取材対象者にリラックスしてもらうために、彼女自身が一緒に食事を作ったり、台所での作業を手伝うこともあり、
こうしたアプローチを通じて、より深い人間関係が築かれ、自然な形で台所の風景や日々の生活が語られるのです。
大平 一枝さんは取材を11年にわたって続ける中で、東京のさまざまな地域や家庭を訪れ、その多様性を捉えてきました。
これにより50人の台所の物語が集まり、それぞれの生活の一端がリアルに描かれています。
さらに広がりを見せる新たなプロジェクトにも意欲満々で、彼女は今後も東京のみならず、
他の都市や地域にも目を向け、多様な台所とそこに息づく生活の物語を掘り起こしていきたいと考えています。