山北栄二郎(やまきた・えいじろう)株式会社JTB 代表取締役社長執行役員です。
国内旅行とインバウンド需要が戻り業績が急回復、年商1兆円を突破したJTB。
2020年6月に就任した山北栄二郎社長は、新型コロナウイルスのパンデミックによって「事業の9割が消滅した」という危機的状況に直面しました。
この未曽有の事態に対し、山北栄二郎社長は従来の常識にとらわれない対応を迫られました、具体的な取り組みとしては、
・事業構造の抜本的な見直し
・デジタル化の加速
・グローバル戦略の再構築
山北栄二郎社長は、JTBを単なる旅行会社から「交流創造事業」を展開する企業へと転換させ、
観光地開発や企業のコミュニケーション課題解決にも取り組むなど、事業領域の拡大を図りました。
また、パンデミック以前から進められていた経営改革を更に推進し、グループ15社の統合や事業を軸とした新たな経営体制の構築など、大胆な組織改革も実行。
山北栄二郎社長のリーダーシップの下、JTBは「第三の創業」と呼ばれる変革期を乗り越え、
ツーリズム業界のリーディングカンパニーとしての地位を維持しつつ、新たな価値創造に挑戦し続けています。
山北栄二郎(やまきた・えいじろう)社長の経歴
役職:株式会社JTB 代表取締役社長執行役員
誕生日:1963年11月17日生まれ
出身地:福岡県
出身高校:福岡県立福岡高等学校
出身大学:早稲田大学第一文学部
趣味:絵画鑑賞や歴史探訪
おはようございます🍁
本日の #JTBクイズ です!共通点を探そう!あるなしクイズの出題です😎
『福岡県』は、ある?なし?どちらのグループでしょうか?ヒント:県名をしっかり見てみましょう…👀 pic.twitter.com/SvSAfGsC24
— JTB〈公式〉国内旅行・海外旅行✈ (@JTB_jp) December 2, 2024
略歴
1987年月に株式会社日本交通公社 入社。
1992年2月に同 海外旅行営業部 営業計画、マーケティング担当。
1993年9月に同 首都圏営業本部 営業開発、総務担当。
1998年4月に同 経営企画部 経営企画チーム。
2000年10月に株式会社JTBビジネストラベルソリューションズ 経営企画マネージャー。
2006年に7月に株式会社ジェイティービー 旅行事業本部 グローバル戦略担当部長。
2007年に2月にUniversal Netlink A/S 取締役副社長、NET TRAVEL SERVICE KFT.代表取締役社長。
2008年2月にTumlare Corporation A/S 代表取締役社長。
2012年1月にTravel Plaza (Europe) B.V. 執行役員 事業戦略部長。
2015年4月に株式会社ジェイティービー 執行役員 グローバル事業本部 副本部長。
2017年10月にJTB欧州代表 Travel Plaza (Europe) B.V. 取締役社長 兼 Kuoni Travel Investment Ltd 取締役会長。
2020年1月に株式会社JTB 常務執行役員。
2020年6月に代表取締役社長執行役員(現職)
#ツーリズムEXPOジャパン JTBブース
サステナブルJTBの事業ドメインである「交流創造事業」は、SDGsがめざす17のゴール、169のターゲットに関わるものです。中でも重要課題として「心豊かな暮らし」「人々をとりまく環境」「パートナーシップ」の3つを掲げています。#こんなところにJTB pic.twitter.com/RRObiEP5aM
— JTB〈公式〉国内旅行・海外旅行✈ (@JTB_jp) October 29, 2023
山北栄二郎社長の経営哲学やビジョンは何か!
山北栄二郎社長は、JTBを単なる旅行会社から「交流創造事業」を展開する企業へと転換させました。
これは、旅行業の枠を超えて、地域の観光地開発や企業のコミュニケーション課題解決にも取り組むという広範な視野を持つものです。
コロナ禍で「旅行の存在価値」が問われる中、山北栄二郎社長は「そもそもなぜ人は旅をするのか」という原点に立ち返り、
人類の歴史や本能的な旅への欲求を踏まえ、需要は必ず回復するという信念を持ち、未来に向けた準備を進めた。
「『新』交流創造ビジョン」を策定し、JTBグループの大規模なリブランディングを35年ぶりに実施しました。
これは、コロナ後の世界観や価値観を見据えた中期経営計画の一環であり、変化に適応し続ける姿勢を示しています。
各地域の自治体、学校、企業との対話を重視し、地域の課題解決に直接携わる姿勢を示し、
山梨県のグリーン・ゾーン認証制度の立ち上げなど、社会貢献活動と事業を両立させる取り組みを行っております。
山北栄二郎社長は、デジタル技術を活用しつつも、それを地域や人々とつなげられる人材の育成を重視し、
コーディネート力を持つ人材が、デジタル時代においても重要だと考えています。
これらの要素から山北栄二郎社長の経営哲学は、伝統を尊重しつつも革新を恐れず、
地域と人々の交流を創造することで社会に貢献し、同時に企業としての成長を目指すものだと言えます。