杉本 節子(すぎもと ・せつこ)さんは、 杉本家10代目当主、料理研究家、公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会常務理事兼事務局長です。
生家は重要文化財「杉本家住宅」・「名勝杉本氏庭園」。
和食文化に詳しく、京町衆「杉本家」と京都の年中行事・歳時記に関する歴史、食文化、伝統食を継承されております。
京都の中心部、四条烏丸エリアにありながら、江戸時代以来の大店(おおだな)の構えを今に伝える京町家「杉本家住宅」。
杉本 節子さんは、家業の継承だけでなく、伝統工芸や地域の発展にも力を入れており、特に地元の若者たちへの教育や支援活動に積極的です。
彼女のリーダーシップの下、杉本家は新しい価値観を取り入れつつ、伝統を大切にする姿勢を貫いています。
また、女性の権利や地位向上にも関心を持ち、地域社会での女性の役割を高めるための取り組みを行っています。
杉本節子さんは、古き良き伝統を守りながらも、未来に向けた挑戦を続ける姿勢が、多くの人々に支持されています。
杉本 節子(すぎもと ・せつこ)さんの経歴
職業:杉本家10代目当主、料理研究家、公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会常務理事兼事務局長
誕生日:1965年2月26日生まれ
出身地:京都府京都市
出身大学:京都文教短期大学家政学部
専門学校:大阪あべの辻調理師専門学校
X:@setsukosugimoto
財団Facebook:
財団HP:http://www.sugimotoke.or.jp/
杉本家9代目杉本秀太郎の次女として生まれる。
大阪あべの辻調理師専門学校卒業後はフランス料理研究科に師事。
フランス料理専門情報誌編集、フリーライター、食品メーカーのメニュー開発などに携わる。
杉本 節子さんの著書!
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重要文化財の京町家へ
📍杉本家住宅
3/16までの金土日限定で、江戸期より伝わるおひさなさまが公開中。
座ってお顔を下から見てみると、たおやかな表情。建物の意匠も素晴らしく、ここではお伝えしきれないほどの魅力が詰まっています。是非直接ご覧ください。おおきに。局長#そうだ京都行こう pic.twitter.com/zvqmrdK0S1
— そうだ 京都、行こう。事務局【JR東海公式】 (@souda_kyouto) March 7, 2025
杉本家の家業は、代々伝統工芸や地域産業を中心に展開!
1・伝統工芸: 杉本家は、地域に根付いた伝統的な技術を用いた工芸品の制作を行っています。
特に、陶芸や漆器、織物などが有名で、地元の素材を活かした製品づくりが特徴です。
地元の土を使用した陶器の制作を行っています。特に、焼き物の技法には独自のスタイルがあり、手作りの温かみを感じさせる作品が多いです。
漆器の制作は、長い歴史を持つ技術であり、杉本家もその伝統を受け継いでいます。
漆塗りの技法を駆使し、美しい光沢と耐久性を持つ器や家具を製作しています。細かな彫刻や絵柄が施された作品は、贈り物や特別な場面で重宝されています。
地元の糸や織り機を使って布製品の制作も行っています。
伝統的な織り技術を用いた着物や小物、インテリアファブリックなどがあり、地域の文化や風土を反映した柄や色合いが魅力です。
2・農業: 一部の杉本家は、農業にも従事しており、地元の特産品を生産しています。
特に、米や野菜の栽培が行われており、自然環境を大切にした持続可能な農業を実践しています。
3・観光業: 伝統文化を体験できるツアーやワークショップを提供し、観光客の誘致にも力を入れています。地域の歴史や文化を伝える活動も行っています。
伝統工芸の技術を次世代に伝えるため、ワークショップや体験教室も開催しています。これにより、若い世代が工芸に触れ、関心を持つ機会を提供しています。
4・地域貢献: 杉本家は、地域のイベントや祭りにも積極的に参加し、地元の人々との交流を大切にしています。
地域の他の職人やアーティストと協力して新しい作品を生み出すことにも取り組んで、伝統技術の継承だけでなく、現代のニーズに応じた新しいスタイルの工芸品を提供しています。
また、地域の教育や文化振興に貢献するための活動も行っています。
これらの家業を通じて、杉本家は地域社会への貢献と伝統の継承を目指しています。