北島 義斉（きたじま・よしなり）DNP 大日本印刷株式会社
代表取締役社長です。
2018年5月に北島義俊前社長から長男である北島 義斉社長に、39年ぶり社長交代されました。
社長交代の理由として「世界は急速に変化し、ビジネスも複雑になっている、第三の創業を起こす、さらなる変革が必要だと感じていた」と述べておられます。
北島 義斉社長は、同社の経営をリードし、印刷業界における革新を推進する重要な役割を果たし、
企業の成長戦略を策定し、デジタル化や環境配慮に基づく新たなビジネスモデルの構築に注力しています。
北島 義斉社長のリーダーシップの下、大日本印刷は印刷技術の進化だけでなく、
情報サービスやパッケージングなど多岐にわたる分野での展開を強化し、グローバルな市場においても競争力を高めています。
北島 義斉社長は、持続可能な社会の実現に向けた取り組みも重視しており、企業の社会的責任（CSR）を果たすことに力を入れています。
北島 義斉（きたじま・よしなり）社長の経歴
役職：DNP 大日本印刷株式会社 代表取締役社長
誕生日：１９６４年９月１８日生まれ
出身地：東京都
出身大学：慶應義塾大学経済学部
家族：
北島織衛（祖父：元大日本印刷社長）
北島義俊（父：大日本印刷前会長）
北島元治（弟：大日本印刷 専務執行役員）
職歴
1987年4月に (株)富士銀行入行
1995年3月 に大日本印刷入社
2001年6月に 大日本印刷取締役
2003年6月 に大日本印刷常務取締役
2005年6月に 大日本印刷専務取締役
2009年6月に大日本印刷代表取締役副社長
2018年6月に大日本印刷代表取締役社長
2022年4月に大日本印刷代表取締役社長
サステナビリティ推進委員会委員長 現任
マルイ店舗からでた資源を使ってアップサイクル🌱
北千住マルイ1Fのレストスペースに注目👀
大日本印刷さんとの協業によって3Dプリンターで製作したチェアたち🪑✨
チェアは古紙、テーブルは発泡スチロールを使用しています♻️こだわりの座り心地、気になる…🤭 pic.twitter.com/dlFuhpmRVt
— 丸井グループ │ この指とーまれ！ (@maruigroup) April 3, 2025
北島 義斉 社長の今後の経営方針は！
１・ 新中期経営計画（2023～2025年度）
DNPは、持続可能な事業価値と株主価値の創出を目指し、以下の目標を掲げています。
・事業戦略: デジタルインターフェースや半導体、メディカル・ヘルスケアなど注力事業領域に2027年度までの5年間で2,600億円以上を投資し、事業ポートフォリオ改革を推進。
・財務戦略: 資本効率向上のため政策保有株式を縮減し、自己株式取得を進める。
・非財務戦略: 脱炭素社会や循環型社会の実現、人材投資の拡大、知的資本強化などを推進。
また、2025年度には営業利益520億円（2022年度比111％増）を目標とし、収益性向上を図ります。
2. 「第三の創業」と新たな価値創出
北島社長は「第三の創業」を掲げ、受注型ビジネスから脱却し、自ら社会ニーズを見極めて新しい価値を創出する企業への転換を進めています。
この取り組みでは、多様性（D&I）を重視し、多様な視点や人材が新たな価値発見につながると強調しています。
3. サステナビリティと社会貢献
DNPは「未来のあたりまえをつくる。」というブランドステートメントのもと、持続可能な社会の実現に向けた取り組みも重要視しています。
具体的には、大阪・関西万博への協賛を通じて、多様なパートナーとの共創による新規事業開発に注力しています。
4. ステークホルダーとの対話強化
市場やステークホルダーとの対話機会を増やし、その意見を経営に反映させることで、より良い未来社会の実現に向けた取り組みも進めています。
これらの方針により、大日本印刷は持続可能な成長と社会的価値の創出を目指しています。
