門倉多仁亜 (かどくら・ たにあ)さんは 料理研究家、ドイツ生活研究家です。
門倉多仁亜さんは、日本人の父親とドイツ人の母親を持ち、日本、ドイツ、アメリカで育った多文化的な背景を生かし、
特にドイツの家庭料理やライフスタイルを日本に紹介しています。
祖母から受け継いだドイツの家庭料理を、日本でも作りやすいレシピや身近な材料でアレンジして提案しているのが特徴です。
料理教室の主宰やレシピ本の執筆、テレビや雑誌への出演など幅広く活動しており、
日常の暮らしを大切にしたドイツ流のシンプルで合理的な家事や料理、暮らし方も多くの人に支持されています。
また、鹿児島県鹿屋市に拠点を移し、地元の食材や伝統文化を取り入れた活動や地域イベントにも積極的に参加し、
「体・心・知性のバランス」を大切にし、自然や季節と調和したシンプルな生活を実践する姿勢が、多くの共感を呼んでいます。
門倉多仁亜 (かどくら・ たにあ)さんの経歴
職業: 料理研究家、ドイツ生活研究家
誕生:1966年生まれ
出身地:兵庫県神戸市
現住所:鹿児島県鹿屋市(かのや)市に在住
出身大学:国際基督教大学 異文化コミュニケーション専攻
結婚:既婚
門倉多仁亜さんは日本人の父親とドイツ人の母親のもと神戸で生まれ、父親の転勤に伴い日本、ドイツ、アメリカで育ったそうです。
国際基督教大学を卒業後は大学時代からアルバイトをしていたドイツ系銀行の日本支店に就職。
アメリカ系の証券会社に入社。
ドイツだけでなく10カ国以上の欧州の国を担当。
証券会社には約4年間在籍し、同じ会社で働いていた夫と結婚。
結婚を機に退社。
夫も証券会社を退職し香港で就職。
門倉多仁亜さんは香港のスイス系の銀行の現地法人でアジア株担当。
夫がキャリアアップのために1年間ロンドンに留学。
門倉多仁亜さんはロンドンのコルドンブルーにてグランディプロムを取得。
夫と共に日本に帰国。
料理教室を始める。
2009年には夫の実家である鹿児島県鹿屋市(かのや)に家を建て、東京で暮らしながら毎月一度ほどのペースで鹿児島での生活も楽しんでいる。
現在は、各種メディアを通してドイツの食だけでなく生活文化を発信されております。
鹿児島県鹿屋市の女性視点から商店街を活性化しようという取り組みで、女性による女性のためのお店「サルッガ*」運営のお手伝いもしています。
*サルッガ:鹿児島の方言で「歩こうよ」という意味。
門倉多仁亜さんの著書!
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門倉多仁亜さんのその他の著書は楽天市場で購入は、毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日と全ショップポイント4倍になります。
ドイツ生まれの伝統菓子「クラップフェン」。
近年、日本でも注目を集めているドーナツのような揚げ菓子で、ベーカリーなどでも販売されるように🍩
ドイツにルーツのある料理研究家・門倉多仁亜さんに、クラップフェンの歴史やエピソードと共に、レシピを教わりました!
詳しいレシピは👇#ドイツ pic.twitter.com/81eGzJvScM
— PARISmag (@parismag_jp) May 28, 2024
門倉多仁亜さんのドイツ料理の特徴は!
門倉多仁亜さんのドイツ料理の特徴は、シンプルで合理的、そして日常の暮らしに寄り添った実用的なスタイルにあります。
ドイツ料理は「1日1回、温かいものを食べれば十分」という考え方があり、他の食事はパンやチーズ、ハムなどを使った冷たい簡単なもの(カルテスエッセン)が主流で、
特に平日は手間をかけすぎず、作る人を犠牲にしない、家族や自分の時間を大切にする姿勢が根底にあります。
代表的なメニューとして、ライ麦パンを使ったオープンサンドや、レバーペースト、ハム、チーズ、季節のジャムなどが朝食や軽食でよく登場、
ライ麦パンはサワー種を使い、独特の酸味としっかりした味わいが特徴で、
じゃがいもや玉ねぎ、ベーコンなど日本でも手に入る身近な素材を使い、素材の味を生かした素朴な家庭料理が多いのも特徴です。
また、ドイツ流のサステナブルな暮らし方や生活の知恵を料理にも取り入れ、無駄を省き、地元の旬の食材を活用する点も門倉さんのスタイルの一部です。
料理は「みんなで簡単に作って、座っておしゃべりをしながら楽しく食べる」ことを重視し、特別な日以外は凝った料理よりも日々の食卓を大切にしています。
このように、門倉多仁亜さんのドイツ料理は、シンプルさと合理性、そして家族や自分の時間を尊重する温かいスタイルなのです。