豊島区の「雑司が谷駅(ぞうしがやえき)」南には、都内屈指の急勾配の「のぞき坂」があります。
なんと角度は12.6°、勾配は22.3%!
あまりの傾斜に覗き込んでしまうことから、「のぞき坂」という名前がつけられたそで二車線ある坂では、23区内で一番急と道マニアは言います。
のぞき坂は、豊島区高田二丁目にあり、目白通りから一気に十五メートルほどを下る急坂である。
坂の上からは断崖絶壁のようにも見えるので、「大丈夫かな、どうなっているのかな」と、おそるおそる下をのぞき見る。そんなところから名付けられたらしい。
この坂は、都会にありながら自然と情緒が共存する、知る人ぞ知る「聖地巡礼」スポットなんです。
坂の名前の由来!
のぞき坂という名前、ちょっと不思議な響きですよね。
この名称の由来は、坂を上から覗くように見下ろす形状にあると言われています。
坂の頂上から下を見ると、まるで急な斜面を「のぞき込んで」いるような感覚になります。
この見た目のインパクトから、その名がついたとも言われているんです。
ほかにも、「この先をのぞくように歩く坂」として、昔の人たちが自然につけた名前とも言われていて、いかにも昔の地元民の感覚が感じられます。
住所:豊島区高田二丁目
アクセス
地下鉄副都心線雑司が谷駅の渋谷寄り、3番出口から出て目白通りを横断すれば、そこが坂の上である。
のぞき坂 pic.twitter.com/485kjsbSWg
— 伝説の教授♭ (@zero_kyoju) May 12, 2025
撮影スポットとしての魅力!
のぞき坂は、その独特な景観から写真映えするスポットとしても人気です。
特に坂の上から見下ろすアングルは、絶好の撮影ポイント、
早朝や夕方など、時間帯によって影の入り方が変わり、まるで別の場所のような写真が撮れるんです。
SNSでもよく見かけるようになってきて、「あ、ここ知ってる!」という方もいるかもしれません。
また、ドラマやCMのロケ地としても利用されていて、どこか映画のワンシーンのような雰囲気が味わえるのもポイント、坂道好きやカメラ好きにはたまらない場所です。
ファンの間では「坂道聖地巡礼マップ」にものぞき坂が掲載されるほど、知名度が高いスポットです。
新海誠監督アニメーション映画「天気の子」の聖地「のぞき坂」に偶然遭遇しました🌈 pic.twitter.com/My4FOsZNpx
— 案山子たんぽぽ (@eltonjohnrock) April 30, 2025
おすすめの場所を5つご紹介!
1 甘泉園公園
2 面影橋の風景
3 早稲田の喫茶店巡り
4 学習院女子大エリアの散策
5 高田馬場のグルメ
坂を堪能して、お腹が空いたら高田馬場でがっつり食べる。
撮影時のマナー!
写真や動画を撮る方も多いですが、通行人や住人のプライバシーに配慮するのが大切です。
特に無断で人を写す、長時間場所を占有するなどはNG。
素敵な写真を撮るためには、ちょっとした配慮が大事なんですよ。
「お互い気持ちよく」が一番です。