長谷川 理央(はせがわ・りお)さんは 世界相撲選手権大会の女子中量級(73㎏未満)にて見事金メダルを獲得し、世界一に輝いたのです。
2024年9月にポーランド・クロトシンで開催された2024世界相撲選手権大会において、
女子中量級(65‑73 kg)で初金メダルを獲得しました。
決勝戦ではウクライナ選手を相手に圧倒的な内容で勝利し、見事に世界一の座につきました。
鰺ヶ沢町出身で木造高校を経て慶應義塾大学相撲部に所属、小学1年から相撲を始め、高校では部活を再開させ唯一の部員として奮闘され、
「世界一になるために生きていた」と語るほど強い意志で、14年間相撲に打ち込み続けています。
長谷川理央さんは、「世界チャンピオンへ挑む強さ」と「自分らしく生きる姿勢」を両立する、次世代のアスリートです。
長谷川 理央(はせがわ・りお)さんの経歴
生年月日: 2003年4月26日生まれ
出身地:青森県鰺ヶ沢町
出身高校:青森県立木造高等学校
大学:慶應義塾大学(Keio大学総合政策学部・相撲部所属)
幼少期〜中学時代
小学1年生から相撲開始:兄の影響で道場へ通い始め、小学生時代から地元で稽古に励んでいました。
中学では地元鰺ヶ沢中学校相撲部所属:国内大会で活躍し、中学生にして社会人選手にも勝利するなど才能を発揮しました。
本日は慶應大学相撲部・長谷川理央選手の世界大会優勝祝賀会に行ってまいりました🏆私は僭越ながらトークショーで司会をさせていただきました🎤「人類で一番強くなりたい」という力強い目標を語った理央ちゃん。今年も応援しています📣!!#相撲 #アマチュア相撲 #女子相撲 #長谷川理央 #sumo pic.twitter.com/E5paDvq4hq
— 飯塚さき (@sakiiizuka) January 19, 2025
高校時代(木造高等学校)
相撲部を“唯一の部員”として再開:部活が一時休止状態の中、自ら部を復活、初心者も含めて指導しながら活動を継続。
世界ジュニア女子選手権で優勝(個人中量級・団体)
→ 台湾大会で団体優勝に貢献し、個人中量級でも3位入賞。
大学時代(慶應義塾大学SFC)
大学初の女子相撲部員に:103年の伝統ある相撲部において、最初の女子部員として加入。男子部員と肩を並べて稽古に励みました。
国内大会で優勝複数回:全日本女子相撲選手権、全国学生女子相撲選手権などで優勝経験あり。
国際大会で銅メダル獲得:初めは国際大会で3位という結果にとどまっていました。
第4回全日本体重別相撲選手権
結果速報
女子シニア中量級優勝 長谷川 理央(慶應義塾)
準優勝 福里 愛美(静岡県立)
3位 木村 心優(神戸親和) pic.twitter.com/1z1ouVL1lR— (公財)日本相撲連盟 (@NIHONSUMORENMEI) May 11, 2025
国際大会・実績
2022 ワールドゲームズ(米国):無差別級で銀メダルを獲得。
2024 世界相撲選手権(ポーランド・女子中量級):2回目の挑戦で見事、金メダル(世界一)!団体戦でも準優勝。
🏆 地元・大学での表彰
青森県庁にて表敬訪問・スポーツ功労賞受賞:知事・教育長から祝賀と激励を受け、表彰されました。
慶應SFCでも学部長・部監督らと表敬交流:大学関係者とも称賛・祝賀セレモニーを実施。
✨ 人柄・信念
「世界一になるためだけに生きていた」:強い意志と集中力で、世界王者という目標に専心。
“自分らしく”あり続けるスタイル:競技だけでなく、勉強・ファッション・趣味も全力で楽しむ姿勢が支持される。
男女混合での自立した練習:男子部員とも対等に稽古し、「性別に囚われない競技」を体現。
> 9月にポーランドで開催された「世界相撲選手権」で、初優勝を果たした青森県鰺ヶ沢町出身の長谷川理央さん(21=慶応大3年)に、青森県スポーツ功労賞を贈ると31日、青森県が発表した。
世界相撲選手権で初優勝の“世界女王”長谷川理央選手に「青森県スポーツ功労賞」 https://t.co/hmrl7VViEv
— Wataru (@a11egoria) October 31, 2024
📌 今後の展望
世界選手権で連覇へ:2025年の世界大会でも中量級連覇を目標に据えています。
JICA海外協力隊での相撲普及(意欲あり):現在は学生ですが、将来的には海外で競技の普及に貢献する意向も示しています。