伊達 美和子 (だて・ みわこ)森トラスト株式会社 代表取締役社長です。
聖心女子大学を卒業後、1996年に慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科を修了。
大学院卒業後は長銀総合研究所(総合コンサルティング会社)で約3年間勤務し、経営やコンサルティングの実務経験を積みました。
1998年に森トラスト株式会社へと続いて、2000年には就任、2003年に常務、2008年に専務と順調に昇進を重ね、
2016年6月に第3代代表取締役として社長の経営を引き継ぎ、2011年からは森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社の代表取締役社長も兼任しています。
伊達社長は、不動産事業、ホテル&リゾート事業、投資事業の3本柱に加え、「町づくりから未来づくりへ」というサステナビリティ推進ビジョンのもと、
みんなの枠に定めのないチャレンジ精神で森トラストグループをけん引しています。
経済同友会でも2022年から副代表幹事を務めるなど、女性リーダーとして経済界で積極的な活動を展開し、
自らも「なぜ」と問い続ける姿勢や新たな価値創造への挑戦を大切にし、次世代の経営人材・女性リーダー育成にも力に注目している人材です。
伊達 美和子 (だて・ みわこ)社長の経歴
役職:森トラスト株式会社 代表取締役社長、経済同友会副代表幹事
誕生日:1971年5月7日生まれ
出身地:東京都
出身高校:聖心女子学院高等科
出身大学:聖心女子大学文学部
大学院:慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科修了
両親:森章氏、森美可氏
兄弟:
長男:森健氏
二男:森聡氏
長女:森美和子氏【根岸美和/伊達美和子】(文化勲章受章者 根岸隆氏の養女、伊達仁人氏の妻)
夫:伊達仁人氏(情報無)
職歴
1996年に長銀総合研究所入社。
1998年に森トラスト株式会社入社。
2000年に森トラスト株式会社 取締役。
2003年に森トラスト株式会社 常務。
2008年に森トラスト株式会社 専務。
2010年に森観光トラスト株式会社 専務。
2011年に森観光トラスト株式会社 社長。
2016年に森トラスト株式会社 社長。
2022年に経済同友会副代表幹事。
◾️丸の内トラストタワー本館
竣工 2008年11月施工 戸田建設
オーナー 森トラスト株式会社 pic.twitter.com/GYvCkQLd1e
— 山本廉(株)クリアビジョン (@r_yamamoto0508) February 19, 2025
伊達美和子社長のビジョンや戦略は何!
「10年先を見据えたグローバル化・地方創生」!
「日本のグローバル化」と「地方創生」に向けた長期的な視点で、強固な基盤基盤を維持しながら成長を目指す中長期ビジョン「Advance2030」を展開しています。
既存の枠にそうでない発想と挑戦!
事業構造や社会の変化に柔軟に対応し、都市や不動産、ホテル・リゾート、投資など多角的な分野で新たな価値創造に挑戦する姿勢を重視しています。
主な戦略
3つの事業柱の推進!
不動産事業、ホテルリゾート&リゾート事業、投資事業を経営の3本柱とし、
それぞれ「選択と集中」や「国際都市機能の強化」、「グローバル基準導入」などを明確に定めています。
Advance2030目標!
2030年度までに売上高3,300億円、営業利益700億円、さらに1兆2,000億円の新規投資を目標に考えています。
東京やリゾート地の高級レジデンス・ホテルコンドミニアム800室の分譲開発、地方での外資系ラグジュアリーホテル誘致にも力を入れています。
イノベーションとグローバル展開!
スタートアップやベンチャーキャピタルへの投資、海外不動産取得、基盤事業参画など新たな領域の開拓を積極的に推進しています。
都市の国際競争力強化と街づくり!
東京ワールドゲートなどの大規模都市開発、SDGs・ウェルネス・オープンイノベーションを意識した価値創造型の街づくりを推進し、
利用者体験(ヒューマンスケール)も重視しています。
「未来を創る」
社は「Create the Future」を大切に、社会に必要とされる新たな価値を創造していることを経営理念としています。
森トラストの伊達美和子社長が15日に都内で会見し、ホテル市場の見通しと事業戦略を語った。ー本日の紙面に詳報 pic.twitter.com/6srGnNzfj9
— 日刊不動産経済通信/不動産経済研究所 (@fdk_tsushin) July 15, 2025
伊達美和子社長の哲学は!
伊達美和子社長の哲学は、「変化を恐れず、常に挑戦し続ける」「未来志向で社会に新たな価値を創造する」を中心に注目されます。
「同じことを続けていると飽きてしまう」という持論から、新しい目標や目標達成への挑戦が原動力であり、現状に甘んじず変化し続けることを重視しています。
経営判断や街づくりでは、「直感」や「その土地を持つ力」に着目し、唯一無二の物語や体験価値の創造を志向しています。
不確実な時代やごくたまに「複数の戦略的な手を打ち、リスクを分散しながら会社全体で前進する」という柔軟かつ合理的な経営哲学を持っています。
創業家が語った「街づくりから未来づくりへ」「環境・社会・経済の共生」という理念を現代的に解釈し、サステナビリティや社会的責任を軸とした経営を推進しています。
「完璧を目指さず、確実にやり遂げる」「大きな目標を争うが、それでも一歩前進する」という現実的なリーダー観も特徴です。
「変化の時こそ戦略が問われる」「逆張りの発想からチャンスを掴む」など、不安定な現場だからこそ前向きに攻める姿勢を大切にしています。
女性リーダーとして「多様な感性や経験を重視する視点」も大切にしております、従来の枠組みに定めのない発想を組織に引き込んでいます。
考えてみると、「社会や未来の要請に先回りして新たな価値を創造し続ける」「大胆さと解決、
柔軟性を考慮した現実志向」「多様な感性の活用」という複合的な経営哲学が彼女の根幹となっている。