石河英作(いしこ・ひでさく)さんはテラリウム作家、苔クリエイター、苔テラリウム専門ブランド道草michikusaです。
苔テラリウム専門ブランド「道草michikusa」を立ち上げ、苔を使ったインテリアやアートの提案、苔商品の企画・販売、
さらにワークショップや観察会など、苔の魅力を幅広く発信しています。
石河英作さんの制作する苔テラリウムは、小さなガラス容器の中苔を育てるもので、2週間に一度程度の霧吹きで簡単に手入れができ、
日常空間のさりげない場所(リビングやデスクなど)における癒しのインテリアとして「嫌われやすいゼニゴケにも注目し、
愛である存在として発信する」「コケを美味しく食べる会」「五感で楽しむコケイベント」など、
一風変わった活動も行っており、コケの新しい魅力や楽しみ方を提案しています。
YouTube「道草チャンネル」では苔テラリウムの作り方や苔の管理方法の情報を発信し、初心者でも失敗しにくい育て方や苔選びについても積極的に紹介しています。
現在はは出演やテレビ出演、展示会など親子で活躍の場を広げ、日本の苔カルチャーの発展に大きく貢献しています。
関連サイト
大島恵は園芸家・みどり屋 和草(にこぐさ)主宰で経歴や年齢は!教室やオンラインショップは!
石河英作(いしこ・ひでさく)さんの経歴
職業:テラリウム作家、苔クリエイター、苔テラリウム専門ブランド道草michikusa
誕生:1977年1月生まれ
出身地:東京都
HP:https://www.y-michikusa.com/
受賞歴
世界らん展ミニチュアディスプレイ部門
2013年:優良賞
2014年:奨励賞
石河英作さんは蘭種苗会社にて育種・企画営業に従事し新商品のプロモーションなどを担当。
2013年に園芸の脇役であったコケを主役にすることを夢見て苔テラリウム専門ブランド道草michikusaを立ち上る。
2014年に独立。
コケの企画商品販売・YouTube動画配信、コケの展示会や観察会などを企画。
道草michikusaとしての事業のほか、コケを美味しく食べることを追及している「コケを食べる会」「東京苔展」「苔まき祭」などコケの幅広い魅力を発信。
YouTube 道草ちゃんねる 登録者数250,000人(2025.4現在)
石河英作さんの著書!
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いま「苔テラリウム」がひそかなブーム!
苔クリエイター石河英作さんのYouTubeを見ていたら、わたしでも育てられるかも…と思ったので初心者用キットをお取り寄せ♡
ピンセットで無心に苔の森づくり…あぁ癒し!https://t.co/qwec06eCJT#苔テラリウム pic.twitter.com/92ArdKNey9
— あたらしい日日 (@nichinichi_web) August 5, 2023
石河英作さんが作る苔テラリウムの見た目の特徴と工夫は!
1・自然の景観を考えたデザイン
石河さんの苔テラリウムは、規定苔を瓶に詰めているのでなく、小さなガラス容器の中に「森」や「山」、自然の風景をそのまま切り取ったような景色を再現しています。
これにより、見る側に自然の静けさや癒し、奥深い美しさを伝えています。
2・苔が主役であることを強調
従来は盆栽などの「脇役」とされていた苔に、一時スポットを当てて、その魅力が真に伝わるような苔の特徴的な姿、質感、色彩や生態を気に入ったレイアウトにしています。
単一種のみならず、複数の種類の苔を組み合わせ、多様な表情を小さな空間で表現しています。
3・失敗しやすい育てやすい工夫
管理面でも工夫があり、容器の蓋を閉じたままで苔が元気に育つ水分管理を重視しています。
初心者でも失敗しにくい種類の苔や育て方、手入れ法を積極的に提案しています。
4・身近な環境でも楽しめるインテリア性
リビングの棚やデスクでも置けるよう、明るさがあればどこでも育てられる点にこだわり、現代の生活空間に自然を取り入れるデザイン性と手軽さを追求しています。
ルーペで覗いてみるとさらに世界が広がる「ミクロの森」としての驚きと感動も大切にしています。
5・観察する楽しさとタッチへのこだわり
近くでじっくり観察したり、苔の柔らかい感触を楽しむこともできるよう、苔の美しさや生命力を引き出す工夫を施しています。
このように、石河さんの苔テラリウムは「小さな自然を手の中で楽しむ」体験と、美しさと癒し、その生態の奥深さを感じられる独自の工夫が詰まっています。