妹島和世(せじま・かずよ)さんは建築家で、横浜国立大学大学院都市イノベーション学府Y-GSA教授、ウィーン応用芸術大学教授、
ミラノ工科大学教授、大阪芸術大学客員教授、日本女子大学客員教授 を務める。
世界的に著名な建築家であり、その革新的なデザインと現代建築への貢献が高く評価され、数々の国際的な建築賞を受賞しています。
妹島和世さんの建築作品は、機能性と透明感、空間の新しい在り方を示す先鋭的な表現が特徴であり、
世界各地の美術館・公共施設や商業施設など、分野横断的に高い評価を受けています。
例えば「金沢21世紀美術館」「ルーヴル・ランス」「ディオール表参道」などが挙げられます。
また、高松宮殿下記念世界文化賞など他の国際賞も建築し、独自の視点で文化の発展へ大きく貢献した功績が、内外多くの専門家から認められています。
2024年度には、日本の「文化功労賞」を受賞し、現代日本文化に対する多大な貢献や、その後の育成の面でも評価され、
妹島和世さんの受賞歴は、建築家枠という枠を超え、デザインや芸術、都市・社会への先導的な役割を体現しているものです。
妹島和世(せじま・かずよ)さんの経歴
職業:建築家で、横浜国立大学大学院都市イノベーション学府Y-GSA教授、ウィーン応用芸術大学教授、ミラノ工科大学教授、大阪芸術大学客員教授、日本女子大学客員教授
誕生:1956年10月29日生まれ
出身地:茨城県日立市
出身高校:茨城県立水戸第一高等学校
出身大学: 日本女子大学
大学院:日本女子大学大学院 家政学研究科住居学専攻修士課程修了
父親は日立製作所の技術者で、幼少期は社宅で過ごし、母親は長野県飯田市に伊豆木陣屋の遺構である旧小笠原家書院を残す伊豆木小笠原氏の子孫。
1981年に伊東豊雄建築設計事務所に入所。
在籍時には東京遊牧少女の包、神田Mビルなどを担当。
1987年 に 妹島和世建築設計事務所を設立し、独立。
1995年 にSANAAを西沢立衛と共に設立。
受賞歴
1988年 に鹿島賞(SD Review 1988)受賞。
1988年 に東京建築士会住宅建築賞特別賞受賞。
1989年に第6回吉岡賞受賞。
1992年 にJIA(日本建築家協会)新人賞受賞。
1995年にケネス・ブラウン環太平洋建築賞受賞。
1998年 に日本建築学会賞受賞。
2002年 に American Academy of Arts and Lettersアーノルド・W・ブルンナー記念建築賞受賞。
2002年 にザルツブルク建築賞ヴィンセンツオ・スカモッチ賞受賞。
2004年 ベネチアビエンナーレ国際建築展金獅子賞受賞。
2005年 にショック賞(視覚芸術部門)受賞。
2005年 に 第46回毎日芸術賞建築部門受賞。
2006年 に日本建築学会賞2度目受賞。
芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
日本建築大賞受賞。
2007年 に王立英国建築家協会国際研究奨励賞(IFRIBA)授受。
2010年 に女性として2人目、日本人女性としては1人目にして唯一(2016年現在)のプリツカー賞受賞。
2016年 にオックスフォード大学名誉学位授受。
紫綬褒章受章。
2022年 に第33回高松宮殿下記念世界文化賞建築部門受賞。
2024年に文化功労者。
「西武線といえば黄色!」って言ってLaviewのインテリアを黄色くしてくれた妹島和世氏には感謝している pic.twitter.com/Ffd7XAtK8S
— たろ子 (@harukana_sky) June 22, 2025
妹島和世さんの後進の育成や指導は!
妹島和世さんは建築家としてだけでなく、後進の育成や指導にも精力的に立ち向かっていて知られています。
妹島和世さんは、日本女子大学や東京科学大学、横浜国立大学大学院(Y-GSA)など多くの高等教育機関で教授を務め、建築を志す若者たちの指導にあたっています。
さらに、妹島和世さんはロレックス・メンター&プロテジェ・アーツ・イニシアティブの建築分野初のメンターにも選ばれ、
世界から選ばれた若手建築家と1年間直接共同作業や指導を行いました。
このプログラムでは、東日本大震災後に立ち上げた「Home for All」プロジェクトにも若手を巻き込み、実社会での経験を重視した実践的な指導を行っています。
妹島和世さんは「私自身がこれまで受け継いできた建築家からの学びを、次の世代に伝えていきたい」と語っており、
若者の主体性と熱意を尊重し、対話型・共同型のダイナミックな関係性を築くことを大切にし、
設計事務所でも多国籍の若手スタッフが活躍できる環境を整え、自由な発想を引き出し風土を作っています。