杉野 岳（すぎの・ がく） 株式会社スギノマシン代表取締役社長は、2025年6月26日付で社長交代は、2026年に創業90周年を迎えるのです。
杉野岳社長は、地政学的リスク、人口減少、環境問題、DXやAIの進化といった不確実性が高まる環境下で、
従来の延長線では決まらないという課題意識を持っています。
そのため「グローカルニッチリーダー戦略」により、地方都市に根付く企業でありながら、世界のニッチ市場でトップを目指す姿勢を明確にしています。
杉野岳社長は「スギノマシンだからこそ必然性のある事業」に力を入れており、
会社の強みや独自性を話し合ったプロジェクトを重視し、DXやAI推進にも積極的であり、属人的な知識だけに頼らず、データドリブンな経営と革新を進めています。
「100年先も世界で必要とされる会社でありたい」という長期的なビジョンを明言しており、
自社の技術の優位性と地方企業としての可能性を両立させる強いメッセージを発信し続けています。
杉野 岳（すぎの・ がく）社長の経歴
役職：株式会社スギノマシン代表取締役社長
誕生：1973年１２月生まれ
出身地：富山県
出身大学：京都大学
留学：英国ロンドン大学、英国ウォーリック大学大学院
インスタグラム：suginomachine
職歴
豊田工機株式会社（現株式会社ジェイテクト）入社。
2001年に株式会社スギノマシンへ入社。
新規事業開発本部長。
経営企画本部長。
常務執行役員。
2019年に副社長執行役員就任。
2023年に代表取締役副社長。
2025年6月26日に代表取締役社長 就任。
へえ
CWJP（キャビテーションウォータージェットピーニング）技術 | 株式会社スギノマシン https://t.co/11ckjvYtFu
— otoyama (@berserker0115) August 7, 2025
100年先を見据えた長期ビジョンとは！
1．地方発の技術と精神で世界市場へ
日本の地方都市で育んだ「超技術」や現場力を武器に、世界のものづくりや社会の発展に取り組む存在であり続けることを重視しています。
2・グローカルニッチリーダー戦略の深化
独自の技術や製品で世界のニッチ市場トップを追求し、特定分野でグローバルNo.1を維持することが目標です。
3・持続可能な企業の成長・社会貢献
環境や変化社会課題に変革・対応し、次世代に向けて持続可能な全社体制・グループ作りを進めます。
4・長期的な信頼と存在価値の確立
利益追求だけでなく、「社会から求められ、認められる」という存在価値を大切にし、100年・200年先にも選ばれる企業を目指しています。
【業界特集】メカとソフトの両刀使い エンジニアが開発する製造業DXシステムに注目
株式会社スギノマシンhttps://t.co/heI4QYCoQH
同社独自のロボット制御とセンシング技術を組み合わせることでティーチングを不要にして、かつワークのバラつきに…#ものづくりINNOVATION特集 #製造業DX
— EMIDAS magazine WEB (@EMIDASmag_WEB) March 23, 2025
杉野 岳社長の海外展開と現地生産の今後の方針は！
・グローカルニッチリーダー戦略の堅持
地方都市で培った技術力をベースに、世界のニッチ市場でトップを目指す戦略を継続し強化します。
・海外拠点の維持・拡大
現在、世界9ヶ月国に14拠点（現地法人・合弁会社含む）を有償、売上の約半分を海外で共有している体制を踏まえ、海外ニーズへの対応を進めております。
・現地生産についての現状と方針
製造の約8割、開発のほとんどは引き続き本社（富山）で行い、超高精度の技術力と品質管理の安定を維持しつつ、
現地拠点ではサービスや部分的な組立・ローカル対応を進めてまいります。
・グローバル競争力強化と地域化の両立
本体的な現地市場対応や現地パートナーとの連携を通じ、ニーズの多様化と高度化に迅速に取り組む体制を構築する。
以上により、スギノマシンは「日本発の超技術によるグローカル展開」と
「現地市場への柔軟かつ高品質な対応」を両立し、今後も競争力のある企業集団を目指します。
