池田誠(いけだ・まこと)株式会社くしまアオイファーム 会長兼CEOです。
株式会社くしまアオイファームは宮崎県串間市に本社を置く農業法人です。
過疎地域発「百姓」による農業ベンチャー企業でもあります。
株式会社くしまアオイファームはサツマイモの生産から流通・販路開拓まで全て手がけています。
近年はコンビニやスーパーで季節を問わず焼き芋が売られ、お芋スイーツがひそかなブーム、
2022年の国内サツマイモ収穫量は6年ぶりに前年比を上回った。
そのサツマイモに特化した世界に誇れる農業ベンチャーが株式会社くしまアオイファームの池田 誠会長なのです。
そんな池田 誠くしまアオイファーム会長の経歴に年齢や高校は?後継者を「選挙」で決めた理由とは?など調べてみました。
池田 誠(いけだ・まこと)会長の経歴
役職:株式会社くしまアオイファーム 会長兼CEO
誕生:1970年生まれ
出身地:宮崎県串間市
出身高校:日南農林高校
池田 誠会長は日南農林高校卒業後は県外で働いていた、しかし父親の急逝でしUターンされて21歳で実家を継ぐ。
サツマイモの生産規模の拡大のためJAに依存せず、スーパーなどへの直接販売と海外への輸出を始める。
「くしまアオイファーム」法人化の前後に着手したのが、輸出先の消費者ニーズの調査。
香港やシンガポールでは小ぶりなサツマイモの需要が多く、包丁で切るのではなく、そのまま炊飯器に入れて蒸して食べる。
開発と並行して、周囲の農家から規格外の小さいイモの買い取りを始める。
従来は二束三文に扱われていたイモを、通常より1~2割高い値段で買い取る。
2012年にシンガポールへ初出荷。
2013年に法人化。
2014年から加工品開発にも着手。
2015年8月に「電子レンジで簡単ふかしいも」が経済産業省 日本が誇るふるさと名物500品目に選定。
わずか5年でサツマイモの輸出量日本一を達成されたました。
【52歳のレジェンド農家が後継者を「選挙」で決めた理由】
くしまアオイファームは、サツマイモ輸出量のシェアで日本一を誇る農業ベンチャーです。社歴がまだ浅く創業者である池田誠会長は52歳。それにもかかわらず、早々に後継者を選ぶ総選挙を実施しました。池田氏… https://t.co/z529Rtmkdy— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) April 3, 2023
株式会社くしまアオイファーム役員構成
代表取締役社長 会長兼CEO 池田誠氏
代表取締役社長 奈良迫洋介氏
取締役副社長 下出淳平氏
取締役専務 荒川恭平氏
取締役 池田ゆかり氏
サツマイモ海外輸出高国内ナンバー1 スマート農業に取り組み農業の生産性向上を果たすhttps://t.co/GHwkm3NaxS
株式会社くしまアオイファーム 代表取締役社長
奈良迫 洋介氏#くしまアオイファーム #奈良迫洋介 pic.twitter.com/gtPZ0FtXZY— 船井総合研究所(船井総研)公式 (@funai_koho) April 30, 2021
池田誠会長は後継者を「選挙」で決めた理由とは?
「社長内定総選挙」がある。
父親が早くに他界したため,後継者を早く決めておこうと考えたのです。
池田誠会長が指名しては従業員の意思が反映されない、そこで次期社長を従業員全員の総選挙で決定することを考えたのだそうです。
全くユニークな「社長内定総選挙」。
しかし、通常の選挙さながらに立候補者を募り,候補者には将来の会社の方向性などに関するマニフェストを作成させ,選挙演説を行ってもらったそうです。
2ヵ月間の選挙活動後にパート従業員・研修生も含めた全従業員に投票を行った結果,
候補者3名のうち副社長が最多得票を獲得し,次期社長に内定したそうです。
結果は「副社長は,候補者の中では一番厳しい人間」で、最多得票を獲得したのです。
従業員の皆さんが将来の会社の方向性を期待した結果であったのです。
これらの特徴的な人事制度により,池田会長が「会社の価値」と語る「モテる大人」が作られているのが分かりました。
株式会社くしまアオイファーム 代表取締役社長
奈良迫 洋介氏となりました。
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