水野仁輔(みずの ・じんすけ)さんは、料理研究家、ライター、飲食店アドバイザー、 株式会社エアスパイス代表取締役 社長です。
カレーやスパイスに関する著書は40冊以上、関わった書籍は100冊を超え、レシピ本の執筆やメディア出演も多数こなしています。
1999年に「東京カリ~番長」を立ち上げ、全国各地で1,000回を超えるライブクッキングを実施するなど、出張料理人としても精力的に活動しています。
また、株式会社エアスパイスの代表取締役社長として、スパイスセットとオリジナルレシピを毎月届ける「AIR SPICE」サービスを自ら企画・開発し、
スパイスカレーの普及と新しい食体験の提案にも力を注いでいます。
カレーの魅力や奥深さを伝える活動を通じて、多くのファンや飲食業界から高い支持を集めている存在です。
水野仁輔(みずの ・じんすけ)さんの経歴
職業:料理研究家、ライター、飲食店アドバイザー、 株式会社エアスパイス代表取締役 社長
誕生:1974年生まれ
出身地:静岡県浜松市
出身高校:静岡県立浜松北高等学校
出身大学:明治大学商学部
AIR SPICE:http://www.airspice.jp/
インスタグラム:airspice_official
1998年に明治大学商学部を卒業。
広告代理店のアサツーディ・ケイ(現ADKホールディングス)に入社。
2007年3月に東京タワー内に開店した「東京カレーラボ」にブレーンとして参加。
2016年10月にほぼ日刊イトイ新聞と共に「カレーの学校」を開校。
水野仁輔さんの著書!
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水野流「炒めて煮るカレー」を「煮てから炒める」新メソッド!
水野仁輔さんによる「水野流」は、従来の「炒めてから煮る」カレー作りの常識を覆す、“煮てから炒める”という斬新な調理法です。
●従来のカレー調理法(一般的な流れ)
・野菜や肉を油でよく炒めてから、水を加えて煮込む。
・その後、カレールウを加えてさらに煮込む。
●水野流「煮てから炒める」の概要
・まず、野菜(例:玉ねぎ)を水で煮る、またはオーブンで焼いて柔らかくする。
・柔らかくなった野菜を油でしっかり炒めて、旨みと香ばしさを引き出す。
・その後、肉やスパイス、カレー粉などを加えてさらに炒め、最後に水やトマトピューレを加えて煮込む工程に進む。
●なぜ「煮てから炒める」のか?
・野菜の甘みと旨みを最大限に引き出す
先に水やオーブンでじっくり加熱することで、野菜の水分が抜け、甘みや旨みが凝縮される。
その後に油で炒めることで、香ばしさとコクが加わる。
・炒める時間が短縮できる
煮て柔らかくなった野菜は、炒める際にすぐに色づき、香ばしさを出しやすい。結果的に時短にもつながる。
・味の一体感が生まれる
野菜の甘み・旨み・香ばしさがバランスよくカレー全体に行き渡り、深みのある味わいになる。
●水野流の具体的な手順例
1・玉ねぎを皮付きのままオーブンで焼き、しっかり火を通す。
2・焼いた玉ねぎの皮をむき、鍋に入れる。
3・油を加えて、玉ねぎをつぶしながら強火でしっかり炒める。
4・スパイスやカレー粉、塩を加えてさらに炒める。
5・肉を加えて色づくまで炒める。
6・トマトピューレや水を加えて煮込む。
●水野流のメリット
・野菜の旨みが最大限に引き出される
・香ばしさとコクが加わる
・炒める工程が効率的
・カレー全体の味がワンランクアップ
この「煮てから炒める」メソッドは、カレーの味をより深く、複雑に進化させるための水野流ならではの革新的なアプローチです。
従来の“炒めて煮る”に慣れている方ほど、その違いと美味しさの変化を実感できるはずです。