森岡 毅(もりおか・つよし)株式会社刀代表取締役兼CEO、マーケター、実業家です。
経営危機にあったユニバーサル・スタジオ・ジャパンの再建や、丸亀製麺などを経営するトリドールホールディングスの業績回復、
「西武園ゆうえんち」を始めレジャー施設の再生や開発を手がける「刀」。
長引く景気低迷に苦しむニッポン、そんな状況を打破しようと、各地でテーマパークの再生・開発に挑む、それが株式会社「刀」だ。
長崎では老舗テーマパーク「ハウステンボス」の大規模リニューアルを成功させ、沖縄では豊かな自然を活かした巨大テーマパークの開発計画を発表。
そして東京では、閉館したショッピングモールを舞台に、世界初の「演劇テーマパーク」誕生を目指すなど、その活動は多岐にわたる。
注目すべきは、これらのプロジェクトがすべて「眠れる資産」を有効活用している点だ。
長年放置されていた施設や遊休地を蘇らせ、新たな価値を生み出すことで、地域活性化に貢献しようという意図が込められている。
全国各地に眠る無数の「宝」を掘り起こし、持続可能なビジネスモデルを構築、地域経済の活性化、
ひいてはニッポン全体の元気を取り戻す株式会社「刀」の挑戦は、未来への希望を象徴すると言える。
そんな森岡 毅 刀代表取締役兼CEOの経歴や年齢に高校と大学は?刀のマーケティング成功の秘訣とは?など調べてみました。
森岡 毅(もりおか・つよし)代表取締役兼CEOの経歴
役職:株式会社刀代表取締役兼CEO、マーケター、実業家
誕生日:1972年10月12日生まれ
出身地:福岡県北九州市
出身高校:兵庫県立伊丹高等学校
出身大学:神戸大学経営学部
職歴
1996年にP&Gジャパン・マーケティング本部に入社。
ヴィダル・サスーン等ヘアケアブランドのブランドマネージャーを歴任。
P&G世界本社(米国シンシナティ)へ移籍。
P&Gのメガブランド北米パンテーンのブランドマネージャー。
北東アジアのアソシエイトマーケティングディレクター。
P&Gが買収したウエラジャパンの副代表等を歴任。
2010年6月にP&Gを退社。
USJに入社(ヘッドハンティング)。
2017年1月USJを退任。
2017年10月18日、株式会社刀を設立。
V字回復した「USJ」と「西武園ゆうえんち」の共通点 “立役者”の次なる舞台は沖縄とお台場にhttps://t.co/HnjcQIca0R
2025年、沖縄県に誕生する #JUNGLIA
このテーマパークの建設を主導するのが、#USJ の業績をV字回復させ、#西武園ゆうえんち の大幅リニューアルを行った株式会社・刀の森岡毅氏— ニコニコニュース (@nico_nico_news) February 12, 2024
受賞歴
2015年 デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘15/第21回AMD アワード 大賞/総務大臣賞(ユニバーサル・クール・ジャパン)。
2016年 第44回 ビジネスブックマラソン大賞(USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 書籍部門と電子書籍部門のダブル受賞)。
2017年 ビジネス書グランプリ2017 マネジメント部門賞(USJを劇的に変えた、たった1つの考え方)。
2022年 デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’21/ 第27回AMDアワード 功労賞 Lifeime Achievement Award。
2022年 「第17回渡辺晋賞」株式会社刀CEO森岡毅氏が受賞。
森岡 毅 代表取締役兼CEOの著書!
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お台場ヴィーナスフォートの建物を利用して「イマーシブ・テーマパーク」を今春開業。これも株式会社刀なのか…。 https://t.co/l7Of7fiUGx
— ワクテカ (@rewktk) January 24, 2024
実績
・2018年7月、沖縄におけるテーマパーク事業構想を発表。
・2019年6月には丸亀製麺を展開するトリドールホールディングスとの取組を発表。
・2019年8月には農林中金バリューインベストメンツとの協業を発表。
・2019年9月に西武園ゆうえんちリニューアルに着手。
・2020年1月に大和証券グループ本社から140億円の出資を受け、中小企業への投資に充て主に地方のレジャー施設や飲食店、ホテルなどの株式を取得し、役員を派遣して経営を立て直す事業を開始。
・2021年3月に化粧品ベンチャーのバルクオム 株式会社刀と資本提携を発表。
・2022年7月にネスタリゾート神戸との協業。
・2022年10月にハウステンボス ブランド設計による再成長プロジェクト。
・2025年夏に開業予定 沖縄・新テーマパーク(沖縄県今帰仁村、名護市)。
刀が主導し、沖縄県北部の大自然を生かした新パークを建設中。
アジアの富裕層を取り込む狙い、沖縄の“ハワイ超え”も目指す。
2024年は”没入”がテーマに。
2024年3月1日開業。お台場。
“完全没入体験”テーマパーク
イマーシブ・フォート東京運営はUSJ再建で有名なあの”株式会社刀”
ちなみに西武園やその他事業はあまりうまくいっていない模様。 pic.twitter.com/m8odq4LqW4— 雰囲気だけはイケメン@婚活戦記 (@keinzn) January 15, 2024
株式会社 刀のマーケティング成功の秘訣とは?
1. 徹底した顧客目線
顧客のニーズを徹底的に調査・分析し、潜在的なニーズまで掘り起こす。
その上で、顧客が求めている体験を具体的にイメージし、それを実現するための企画・運営を行う。
2. オンリーワンの価値創造
既存のテーマパークとは一線を画す、独創的なコンセプトで顧客を魅了する。
ハウステンボスのヨーロッパの街並み、沖縄の自然を活かしたアクティビティ、東京の演劇テーマパークなど、それぞれのプロジェクトで他にはない体験を提供する。
3. ストーリー性のあるコミュニケーション
単なる情報発信ではなく、顧客の心を掴むストーリーを紡ぎ出す。
プロジェクトの背景や理念、開発過程などを積極的に発信することで、顧客との共感を生み出す。
4. データに基づいた意思決定
顧客の行動データなどを分析し、効果的なマーケティング戦略を立案・実行する。
常に最新のデータに基づいて意思決定を行うことで、成功確率を高める。
5. 柔軟な組織体制
変化の激しい市場環境に対応するため、柔軟な組織体制を構築している。
各プロジェクトに専門チームを編成し、迅速な意思決定と実行を実現する。
これらの秘訣により、株式会社「刀」は眠れる資産を蘇らせ、地域活性化に貢献する革新的なテーマパークを生み出している、
今後も、その挑戦から目が離せない。
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