山元正博(やまもと・まさひろ)微生物学者、博士(農学)、株式会社源麹研究所 代表取締役会長、株式会社河内源一郎商店 代表取締役 会長です。
株式会社 河内源一郎商店は1931年(昭和6年)自ら分離・発見した種々の麹菌(こうじきん)を、種麹として製造販売を目的に創業しました。
「森伊蔵」「魔王」「村尾」「百年の孤独」有名な焼酎ですが、使っている麹菌が全て同じ「河内菌」だという。
その河内菌を作っているのが、鹿児島にある『河内源一郎商店』という種麹メーカーなのです。
「河内菌」は、創業者である河内源一郎氏が見つけ出したもので、気温が高くても腐敗しない、これまでとは違う性質の麹菌なのです。
現在は全国の焼酎メーカーの8割が、この「河内菌」を使っているという。
その「河内菌」を今も守り続けている人こそ、河内源一郎商店の3代目・山元正博会長なのです。
そんな山元正博会長の経歴や年齢に高校と大学は?妻の山元 紀子や息子の山元文晴は?など調べて見ました。
山元正博(やまもと・まさひろ)会長の経歴
役職:微生物学者、博士(農学)、株式会社源麹研究所 代表取締役会長、株式会社河内源一郎商店 代表取締役 会長
誕生日:1950年3月17日生まれ
出身地:鹿児島県鹿児島市清水町
出身高校:ラ・サール中学校・ラ・サール高校
出身大学:東京大学農学部
大学院:東京大学大学院修士課程(農学部応用微生物研究所終了)
妻:山元 紀子(河内源一郎商店グループ)
息子:山元文晴(やまもと・ぶんせい)さんは心臓外科医
1950年に鹿児島県鹿児島市清水町に代々続いている種麹屋・株式会社河内源一郎商店の代表取締役の父親・母親・昌子の長男として生まれる。
1966年にラ・サール中学卒業。
1969年にラ・サール高校卒業。
1970年に東京大学農学部入学。
1977年に東京大学大学院修士課程(農学部応用微生物研究所終了)。
1987年に株式会社河内源一郎商店代表取締役。
1994年に霧島高原ビール株式会社を設立し社長に就任。
1999年に日本人初となる、チェコ外務大臣表彰受賞。
チェコ政府から要請を受け、チェコ政府観光局日本代表部代表に就任。
2008年にスロバキア名誉領事に就任。
2009年に「麹菌の畜産に及ぼす効果についての研究」で博士号取得。
2009年に環境大臣賞取得。
2011年に機械工業会会長賞受賞。
河内源一郎商店さんの甘酒
麹屋さんの甘酒は麹とお米だけ
いつもお家で作る甘酒とは香りも味も違います✨
牛乳で割って飲むのも美味しい🥛⬇️続きます pic.twitter.com/HqhVoZN6jL
— ちぃぼー (@TaJKxcqfGvsS95z) April 24, 2023
初代社長:祖父の河内源一郎氏
1883年(明治16年)に広島県で生まれ、財務省に勤務した後、1931年に鹿児島県で「河内源一郎商店」を設立しました。
焼酎の製造・販売を中心に事業を展開し、「河内菌」の発見など、焼酎の品質向上に大きく貢献しました。
2代目社長:山元政明氏(源一郎氏の娘と結婚)
1961年に自動製麹装置の開発に成功します。
これによって焼酎の品質の安定がもたらされ、その後の焼酎ブームのベースとなったのです。
3代目社長:山元正博氏
職人気質の父親と、積極的に新しいことを取り入れた事業の運営を考える山元正博社長と対立し、解雇されてしまったのだ。
さらに父親が知人から頼まれた「錦灘酒造」経営悪化し、経常赤字1200万円、未払金7000万円の経営を担うことになった。
1987年(昭和62年)1月に銀行融資がおり、不渡りは免れたが、毎日胃が痛い日々だった。
北海道から九州まで苦手な営業活動で、お客様がどんどん増え
本格的なチェコビールを製造する醸造所を立ち上げた。
膨大な借金を返済し、麹の研究し麹の発酵熱で廃液を乾燥し、飼料化する技術の開発に成功。
環境汚染や廃棄物、フードロスなどの課題に取り組み、さまざまなかたちで世の中に貢献している。
息子の 四代目山元文晴(やまもと・ぶんせい)氏も心臓血管外科および消化器外科を専門とするお医者さんでもありましたが、
故郷に戻り錦灘酒造株式会社(現きりしま高原麦酒株式会社)に入社。
その後、東海大学大学院医学研究科先端医科学専攻博士課程を修了、医学博士号を取得し、現在に至る。麹が体に及ぼす働きの臨床例を増やすため、研究中。
人生なんて読めないことばっかりで、如何にその状況を全力で楽しめるかに人生満足度は左右されますよなぁ。初めて知った会社ですが、なかなかにステキ。社員の話が出てこないのが少し違和感だけども。
河内菌本舗社長 山元紀子さん 想定外を自分の道に:日本経済新聞https://t.co/MPPoMJT9El
— Suzuken (@szkn0331) June 26, 2022
河内源一郎商店グループ
夫の山元正博氏とともに河内源一郎商店グループを牽引し、錦灘酒造、霧島高原ビール、バレルバレー・プラハ&GENなどの代表取締役を務める山元紀子氏.
HP:https://www.kawauchi.co.jp/shop/pages/company#1
●有限会社河内菌本舗
代表取締役::山元 紀子 社長
【関連会社】
●株式会社河内源一郎商店
代表取締役:山元正博会長
代表取締役:池田 隆一社長
●(有)河内菌本舗
代表取締役:山元 紀子社長
●株式会社 源麹研究所
代表取締役:山元正博会長
代表取締役:山元文晴 社長
●霧島高原ビール株式会社
代表取締役:山元 紀子社長
息子の山元文晴(やまもと・ぶんせい)氏の経歴は!
河内源一郎商店の四代目・医師。
東京慈恵会医科大学医学部卒業後。
鹿児島大学病院で心臓血管外科、消化器外科を専門として従事。
患者さんに向き合う中で医療における麹の可能性に気づき、2016年に錦灘酒造株式会社(現きりしま高原麦酒株式会社)、河内源一郎商店に入社。
東海大学大学院医学研究科先端医科学専攻博士課程を修了。
医学博士号を取得。
麹が体に及ぼす働きの臨床例を増やすため、研究中。
2023年5月にグループ企業である株式会社源麹研究所(麹を使った飼料製造の会社)の社長に就任。