山本 奈未(やまもと・ なみ)株式会社山本山 代表取締役社長、
2023年に就任した、初の女性当主で、11代目となります。
元禄三年(1690年)煎茶・玉露・ほうじ茶などのお茶と有明産の海苔を中心に、
330年以上の歴史と技術が育む豊かな味わいを提供されております。
老舗の伝統を受け継ぎながら現代の暮らしに合う形へと「お茶文化」を更新している経営者で、
山本山は日本橋の老舗で、お茶と海苔を軸に事業を展開しており、
山本 奈未社長はその歴史の重みを背負いながら、新しい価値づくりを進めています。
山本 奈未社長の経営姿勢は、単に伝統を守るだけでなく、「急須で淹れたお茶のおいしさ」を、
体験として伝え直す点に特徴があり記事では、急須離れが進む現状に対して、
現代的な感覚で楽しみ方をアップデートし、日本のお茶文化を次世代へつないでいく人物として紹介されています。
また、山本山の近年の取り組みからも、山本 奈未社長が伝統商品を現代的に、
再編集する発想を持つことがうかがえます 。
たとえば、海苔や玉露、黒毛和牛を組み合わせた恵方巻のように、
老舗の素材感を保ちながらも話題性と楽しさを備えた企画を打ち出しています 。

山本 奈未(やまもと・ なみ)社長の経歴
役職:株式会社山本山 代表取締役社長
誕生:1986年生まれ
出身地:東京都
出身高校:成城学園高校
出身大学:米カレッジ・オブ・アイダホ
結婚:アメリカ人の夫・子供2人(長男・長女)
中学生のときに参加したサマーキャンプがきっかけで海外留学をめざす。
2009年に株式会社山本山入社。
海外事業部部長やYAMAMOTOYAMA U.S.A社長などを歴任。
2018年から山本山副社長を兼務。
2023年に代表取締役社長に就任。
2023年にハーバード大学経営大学院 OPM 修了。
HP:https://yamamotoyama.co.jp/
山本 奈未社長の海外進出の成功は!
山本奈未社長による山本山の海外進出成功は、単なる老舗企業の拡大ではなく、
300年以上の伝統を現代のグローバル市場へ再定義した革新的プロジェクトとして高く評価されています。
山本奈未社長は、米国法人の再建・成長、ブランドの再構築、世界的な和食ブームの追い風を捉えた、
事業拡大によって、山本山の海外事業を日本以上の規模へと成長させた。
海外進出成功の主要ポイント!
1. 米国法人の成長と市場拡大
山本山は1970年代に米国進出し、ロサンゼルス近郊に工場を設立。
山本奈未社長は米国現地法人の社長(当時社員約300名)として組織を率い、
文化の異なる従業員をまとめながら事業を成長させた。
現在、海外売上は日本を上回る規模にまで成長。
2. STASH TEAの成長による事業拡大
1993年に買収した米国ブランド STASH TEA が大きく成長し、海外売上の柱となった。
抹茶ラテや抹茶スムージーなど、欧米の健康志向に合わせた商品展開が成功。
3. 世界的な和食ブームを捉えた戦略
欧米で寿司店が増加し、山本山の海苔・お茶の業務用卸が拡大。
和食文化の広がりとともに、自然と山本山の商品が浸透した。
4. ブランドの再構築(リブランディング)
海外と日本でバラバラだったロゴ・ブランドイメージを統一。
「体験型店舗」という新しい価値を打ち出し、海外でもブランドの世界観を共有できるようにした。
5. グローバル経営哲学とリーダーシップ
アメリカでの留学・生活経験を活かし、
・多文化組織のマネジメント
・風通しの良い職場づくり
・適材適所の人材配置
を徹底。
社員と「一緒に成長する」姿勢が組織の結束を高めた。
2月6日は「抹茶の日」
海外でブームを起こしている「抹茶」🌿
宇治抹茶の品薄状態が続き、宇治抹茶を扱っている山本山でもご希望の抹茶をご購入いただけない場合がございますが、今日は「抹茶の日」なので「山本山 ふじヱ茶房」では3種類の抹茶を販売していることをお伝えします(現在欠品商品あり) pic.twitter.com/k10fh7lZPk— 山本山【公式】 (@yamamotoyama_jp) February 6, 2025
海外成功を支えた「商品力」
● 玉露・煎茶のストーリー性
山本山は玉露を発明した老舗であり、この歴史的価値が海外で高く評価されている。
● 抹茶需要の爆発的増加
欧米での抹茶ブームにより、関連商品の売上が急伸。
● 海苔の高品質
寿司文化の広がりとともに、山本山の海苔が「高品質ブランド」として定着。
成功の本質:伝統 × グローバル感性
山本奈未社長の海外進出成功は、
「伝統を守る」ではなく「伝統を未来へ翻訳する」
という姿勢に支えられています。
・300年以上の歴史を“物語”として世界に伝える
・海外の生活者の感性に合わせて商品を再構築
・多文化組織をまとめるリーダーシップ
・体験型ブランドへの進化
これらが組み合わさり、山本山は海外で「日本文化を伝えるブランド」として確固たる地位を築きました。

