十倍直昭(とべ・ なおあき)氏は、日本最大級のヴィンテージ総合プラットフォーム、
「VCM(Vintage Collection Mall)」の代表であり、ヴィンテージショップ「Grimoire(グリモワール)」の創業者・代表取締役です。
古着やヴィンテージファッションが好きな人なら、一度は気になる名前ではないでしょうか、
全国のヴィンテージショップが集まる「VCM VINTAGE MARKET」を主催するなど、
日本の古着・ヴィンテージカルチャーを語るうえで注目される存在となっています。
しかし、十倍直昭さんの魅力は、単に「古着に詳しい人」という一言では説明できません。
古着をファッションとして楽しむだけでなく、そこにある歴史、文化、職人の技術、時代背景、
そしてモノが持つストーリーまで含めて価値を伝えているところにあります。
十倍直昭さんの経歴や古着との出い、GRIMOIRE、VCMを立ち上げた理由、そしてなぜ現在のヴィンテージ業界で注目されているのかを詳しく紹介します。

十倍直昭さんの経歴
十倍直昭さんは、株式会社VCMの代表取締役CEOです。
株式会社VCMの公式会社概要によると、所在地は東京都渋谷区で、代表取締役は十倍直昭さん。
会社の設立日は2008年6月15日とされています。
また、VCMの公式サイトでは、十倍さんについて2008年にヴィンテージショップ「グリモワール(Grimoire)」をオープンし、
2021年にはヴィンテージ総合プラットフォーム「VCM」を立ち上げた人物として紹介されています。
現在は、ヴィンテージショップの運営だけではなく、ヴィンテージマーケットの開催、
情報発信、ショップとファンをつなぐ活動など、幅広い分野でヴィンテージ文化を発信しています。
一言で表現するなら、
「古着を売る人」ではなく、「ヴィンテージ文化そのものをプロデュースする人」
という表現が近いでしょう。
十倍直昭さんが古着にハマったきっかけは!
十倍さんが古着に興味を持ったのは、16歳頃だったと本人がインタビューで語っています。
当時は映画や音楽が好きで、そこからカルチャーを掘り下げていく中で古着に興味を持つようになり、
そして大きな転機になったのが、初めて訪れたニューヨークでした。
ニューヨークのフリーマーケットで目にしたのは、洋服だけではありませ、
家具、雑貨、インテリアなど、さまざまな年代の魅力的なヴィンテージアイテムが並んでいました。
日本とは違うヴィンテージ文化に触れたことで、十倍さんは強い衝撃を受けたと話しています。
さらに20代前半にはバックパッカーとしてさまざまな国を旅し、アメリカだけではなく、
それぞれの国に異なるヴィンテージ文化が存在することを知りました。
この経験が、現在の十倍さんのヴィンテージに対する考え方につながっていきます。
2024年6月から約2年にわたり、ヴィンテージの魅力を伝え続けた連載「令和のマストバイヴィンテージ」が、100回の節目を迎えた。連載を担当したVCM代表 十倍直昭に、過去30年のヴィンテージシーンの振り返りから、古着ブームでの価格の高騰、そして今後のヴィンテージ業界の展望などについて聞いた。 https://t.co/W5S02Sii5K
— FASHIONSNAP (@fashionsnap) May 22, 2026
「古いから価値がある」だけではない!
十倍さんがヴィンテージに惹かれた理由は、単純に「古い服だから珍しい」ということではありません。
昔の製品には、現代の大量生産品とは違った魅力があり、
当時は現在ほど生産効率が重視されていなかったため、
人の手が入る工程も多く、素材や作りにこだわった製品が数多く存在しました。
十倍さんは、そうした昔のモノには現在の大量生産品とは異なる品質や魅力があり、
それ自体が価値につながっているという考えを持っています。
例えばヴィンテージデニムを見ても、同じブランド、同じモデルであっても年代によってディテールが違います。
タグ、ボタン、ステッチ、生地、シルエット、ジッパーなど、一つひとつに時代の特徴が表れています。
つまりヴィンテージは!
「古い服」ではなく「時代を記録した服」
とも言えるのです。
十倍直昭さんとヴィンテージショップ「GRIMOIRE」
十倍直昭さんを語るうえで欠かせないのが「GRIMOIRE(グリモワール)」です。
十倍さんは2008年にセレクトヴィンテージショップ「GRIMOIRE」をオープンしました。
当時、日本ではまだ現在ほどヴィンテージが一般的な存在ではありませんでした。
そこで十倍さんが考えたのが、独自性のあるヴィンテージショップを作ること、
海外経験を生かし、世界各地からセレクトしたヴィンテージを扱うショップとしてGRIMOIREを展開していきました。
ヴィンテージを単に「古着」として販売するのではなく、その背景にあるカルチャーや世界観まで含めて、
提案するスタイルは後のVCMにもつながっていきます。
2021年に「VCM」をスタート
十倍直昭さんの活動を大きく変えたのが、2021年にスタートした「VCM」です。
VCMは「Vintage Collection Mall」の略称。
全国のヴィンテージショップをつなぎ、ヴィンテージアイテムを扱う総合プラットフォームとしてスタート、
三越伊勢丹のインタビューでは、VCMには100店舗以上のヴィンテージショップが参加していたことも紹介されています。
これは、ヴィンテージ業界にとって大きな意味を持つ取り組みで、
これまでなら、東京や大阪など、それぞれの街に足を運ばなければ出会えなかったショップやアイテムを、
オンラインで横断的に見ることができるようになったからです。
ヴィンテージショップとヴィンテージファンをつなぐ「場所」を作った。
これが十倍直昭さんの大きな功績の一つでしょう。
【新着】ヴィンテージ総合プラットフォーム「VCM」が主催する「VCM VINTAGE MARKET Vol.9」が、11月14日・15日にパシフィコ横浜で開催。全国から150店舗以上のヴィンテージショップが集結。 https://t.co/QJ495f8JEX https://t.co/Ahq3NlRKbF
— FASHIONSNAP (@fashionsnap) September 24, 2026
VCM VINTAGE MARKETとは!
VCMの活動の中でも特に注目されているのが、「VCM VINTAGE MARKET」です。
これは全国からヴィンテージショップが集まる大規模なヴィンテージマーケット、
2025年のインタビューでは、回を重ねるごとに来場者が増え、
1万人以上の古着好きが集まるイベントへ成長していると紹介されています。
しかも、単純なフリーマーケットとは少し違います。
十倍さんによれば、イベントには選び抜かれたショップが参加し、それぞれが審美眼によって厳選したアイテムを持ち寄ります。
つまり、
「安い古着を探す場所」
というより、
「本当に価値のあるヴィンテージと出会う場所」
を目指しているのです。
ここにも十倍さんのヴィンテージに対する考え方が表れています。
十倍直昭さんは古着業界で注目されるのか!
なぜ十倍直昭さんはここまで注目されるのでしょうか。
理由の一つは、ヴィンテージショップの枠を超えて活動していることで、
ショップを運営するだけではなく、
・ヴィンテージ総合ECモールの運営
・VCM VINTAGE MARKETの開催
・ヴィンテージに関する情報発信
・実店舗でのマーケット展開
・ヴィンテージショップとファンをつなぐ活動
・書籍の出版
など、さまざまな方法でヴィンテージの魅力を発信しています。
2023年10月には、初の書籍「Vintage Collectables by VCM」も刊行されています。
|
|
つまり十倍さんは、ヴィンテージを「商品」として扱うだけではなく、「文化」として残そうとしているのです。
十倍直昭さんが考えるヴィンテージの魅力とは!
ヴィンテージの魅力は、流行だけではありません。
むしろ流行から離れても価値が残るところに面白さがあり、
例えば50年前に作られたジャケットが、現在でも魅力的に見える。
それは、その服が単なる流行商品ではなく、時代を超えるデザインや素材、技術を持っているからかもしれません。
さらに、その服がどんな人に着られ、どんな場所を経て現在まで残ってきたのかを想像することもできます。
新品には「これから始まる物語」があります。
一方、ヴィンテージには「すでに存在する物語」があります。
その物語を引き継いで、自分自身の時間を重ねていく。
これこそがヴィンテージの醍醐味なのではないでしょうか。
十倍直昭さんの年齢・結婚・年収は!
十倍直昭さんについて検索すると、「年齢」「結婚」「年収」などの情報を知りたい人も多いようです。
しかし、現在確認できる公式情報や主要なインタビューでは、これらの個人的な情報について明確な数字や詳細は確認できません。
そのため、
「十倍直昭は○歳」
「年収は○億円」
「結婚している」
といった情報はでておりませんが、今後情報があれば追記してまいります。
