安居 智博(やすい・ともひろ)さん の現在の職業は、造形作家・クリエイターとなっております。
幼少の頃より紙と針金による紙工作「カミロボ」を作り続け、その数は600体以上。
安居 智博さんのカミロボは針金の一部をペンチで巻いておくことでカミロボの関節を自由に動くようにしている。
「ヤスイ締め」と呼ばれる安居さん独自の手法だそうです。
最初は肩しか動かなかったのですが、その後、肘や膝などの関節を曲げる構造を考えるようになって、5~6年生のときには全身の関節が動くカミロボをつくれるようになる。
ホームセンターで買ってきた三角コーン24個を細かく切って針金でつないで、自分が着られる着ぐるみスーツを作りました。 pic.twitter.com/d10qtisrCB
— 安居 智博 (@kami_robo_yasui) August 13, 2021
「三角コーンで作った着ぐるみスーツ」
24個の三角コーンを万能ハサミで切り、「カミロボ」のように針金でつなぎ関節が動くようにした。
着ぐるみスーツを安居 智博さん自ら装着して歩く動画をSNSにアップすると240万回以上再生されたのです。
そんな安居 智博 カミロボアートの経歴や年齢に高校と大学は?結婚と豆腐の容器で縄文式土器が!? など調べてみました。
安居 智博(やすい・ともひろ)さんの経歴
職業:造形作家・クリエイター
誕生:1971年生まれ
出身地:滋賀県彦根市
現住所:京都市在住
出身高校:滋賀県立彦根東高等学校
出身大学:京都芸術短期大学(現京都芸術大学)
結婚:既婚
趣味:プロレス
安居 智博さんは小学校のときはまったくのスポーツ音痴だったが、
中学に入ってサッカー部に入部、中1の終わりぐらいからレギュラーなり、体育祭ではリレーの選手になったり
自分自身が劇的に変化していったそうです。
京都芸術短期大学(現京都芸術大学)卒業後造形物などを製作する会社に入社し、特撮ヒーローものの着ぐるみやプロレスマスクをデザイン・制作する。
その後フリーランスになる。
自身のライフワークとして小学生時代から作り続けている紙製のロボットプロレスラー「カミロボ」は、美術の教科書への掲載や海外での展覧会など国内外のアートシーンで評価を受ける。
2006年に「Newsweek」誌の「世界が尊敬する日本人100」に選出される。
「MoMA Design store」ではの作品が販売されている。
安居 智博さんの著書!
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安居 智博さん豆腐の容器で縄文式土器が!?
豆腐の容器に粘土を押しつけて作った、まるで縄文土器のような人形がSNS上で大きな注目を集めている。
スーパーで買ってきた豆腐の容器に粘土を押しつけて作った陶芸作品です。
縄文式土器のように「生活の中にある形を粘土にスタンプする」というコンセプトで作りました。 pic.twitter.com/6jOoBl8lEp— 安居 智博 (@kami_robo_yasui) October 28, 2022
安居さんが話題の作品を作ったのは夏で冷奴を食べているときに、豆腐の表面に容器の凹凸の跡が残っているのを見てひらめいたという。
豆腐の容器に粘土を押し付けることで模様をうつしとり、それらを組み合わせて人型にしていったのでした。
「窯で焼いて最終的に『陶器』にするためには、造形的にクリアしなければならない問題もいろいろあったので、途中はかなり苦労しました」(安居さん)
安居さんの投稿には、ツイッター上でこんな声が寄せられている。
「超古代文明兵器感!」
「発想がすごいなあ。博物館にあっても違和感ないよね」
「こんなんその辺から出土したら絶対勘違いするやつやん…古代の人のセンスすげーってなるやつやん…」
遠い未来に生きる人々が安居さんの作品を見つけ、「昔の人類はこんなものを作っていたのか」と思いを馳せる……なんてことがあるかもしれない。
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